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ハマダラカのマラリア媒介能に関わる防御因子の解析

研究課題

研究課題/領域番号 12770128
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 寄生虫学(含医用動物学)
研究機関国立感染症研究所

研究代表者

佐々木 年則  国立感染症研究所, 昆虫医科学部, 研究員 (10300930)

研究期間 (年度) 2000 – 2001
研究課題ステータス 完了 (2001年度)
配分額 *注記
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
2001年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2000年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
キーワードマラリア / 蚊 / 生体防御 / プロフェノール活性化系 / メラニン化 / cDNAクローニング
研究概要

目的:マラリア媒介蚊ハマダラカ(Anopheles stephensi)の病原体認識分子(シアル酸特異的レクチン)cDNAの塩基配列を決定し、シアル酸特異的レクチンcDNAの塩基配列からアミノ酸配列を推定し構造決定を行う。マラリア媒介蚊のシアル酸特異的レクチンであるマラリア原虫認識分子を分かることにより、蚊の段階でマラリア原虫を殺す機構の一つであるプロフェノールオキシダーゼ活性化系の最初の段階を明らかにする。さらに、認識分子に相互作用するプロフェノール酸化酵素活性化系の因子のcDNAクローニングを行う。そして、蚊における病原体媒介能を人為的にコントロールする可能性を探る。
成果:マラリア非媒介蚊Armigeres subalbatus由来シアル酸特異的レクチンの部分アミノ酸配列における情報から縮重プライマーを作製し、RT-PCRによってcDNAの遺伝子断片を得るように試みたが、得ることが出来ずプローブの作製は出来なかった。
また、マラリア媒介蚊Anopheles stephensi由来のmRNAを精製し、リンカー/アダプタープライマー法を用いてcDNAライブラリーの作製を計画し、cDNAライブラリーの作製を試みた。
その結果、インサートサイズが若干小さく、力価も低く十分なcDNAライプラリーを作製することが出来なかった。今後は、再度cDNAライブラリーの作製を試み、発現クローニング法によってシアル酸特異的レクチンのcDNAのクローニングを行う予定である。

報告書

(2件)
  • 2001 実績報告書
  • 2000 実績報告書

URL: 

公開日: 2000-04-01   更新日: 2016-04-21  

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