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HHV-6がコードしているウイルスケモカインの機能解析

研究課題

研究課題/領域番号 12770154
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 ウイルス学
研究機関兵庫医科大学

研究代表者

鄒 平  兵庫医科大学, 医学部, 助手 (40322185)

研究期間 (年度) 2000 – 2001
研究課題ステータス 完了 (2001年度)
配分額 *注記
700千円 (直接経費: 700千円)
2001年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
キーワードHHV-6 / U83 / MRP14 / macrophage / latency / Jab-1 / AP-1
研究概要

我々はHHV-6BのU83についてウイルス感染細胞における発現動態と機能解析した結果、U83遺伝子産物はウイルス感染後期に発現し、単核球細胞系THP-1細胞にCa Fluxやchemotaxis作用を誘導することが明らかにした。この結果よりU83はHHV-6の病原性や感染機構に深く関与していることが示唆された。本研究はU83遺伝子について機能をさらに明らかにすることを目的とした。Yeast two-hybrid systemを利用しU83と相互作用する因子をスクリーニングしました。U83遺伝子をbaitとしたtwo-hybrid screeningの結果、yeastにおいて特異的にU83と相互作用する宿主細胞因子migration inhibitory related protein (MRP14)を同定した。U83とMRP14の相互作用はin vivo co-immunoprecipitation法にて確認された。MRP14機能について検討したところ、MRP14はJab1と特異的に相互作用すること、Jab1によってAP-1 activationを抑制することが明らかとなった。また、MRP14によりAP-1 activationの抑制はU83遺伝子によってblockすることが明らかとなった。さらにU83の解析を進め、HHV-6の潜伏するヒトマクロファージにU83の発現を同定した。これらの結果よりU83はHHV-6の潜伏感染及び感染機構に深く関与していることが示唆された。この研究成果は現在、投稿中である。生物個体レベルで、U83はHHV-6が示す病態の影響についてU83トランスジエニックマウスの作成は現在進行中である。

報告書

(2件)
  • 2001 実績報告書
  • 2000 実績報告書

URL: 

公開日: 2001-04-01   更新日: 2016-04-21  

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