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プレB細胞受容体シグナルによりチロシンリン酸化される新規36KD蛋白質の機能解析

研究課題

研究課題/領域番号 12770173
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 免疫学
研究機関(財)東京都医学研究機構

研究代表者

永田 喜三郎  財団法人東京都医学研究機構, 東京都臨床医学総合研究所, 研究員 (10291155)

研究期間 (年度) 2001 – 2002
研究課題ステータス 完了 (2001年度)
配分額 *注記
2,400千円 (直接経費: 2,400千円)
2001年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2000年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
キーワードB細胞 / 分化誘導 / シグナル伝達 / ラフト / チロシンリン酸化 / Igβ分子 / プレB細胞レセプター
研究概要

B細胞の分化初期に大型プレB細胞に発現するプレB細胞レセプターは、B細胞分化において有用なB細胞クローンを効率よく産生するのに重要な役割を担っている。しかし、このプレB細胞レセプターを介するシグナル、特に分化誘導を惹起するシグナルについてはほとんど分かっていない。
我々は、最近樹立したプレB細胞レセプターを介するシグナルを解析するうえで有用な新規システムを応用して、プレB細胞レセプターからの特異的シグナルに携わっていると考えられる分子量36kDのタンパク質を見出した。次にこの36kD分子の精製を試み、最近その精製およびcDNAの単離に成功し、新規分子であることが分かった。さらに興味深いことにアミノ酸配列からこの36kD分子には、最近シグナル伝達の場として着目されている「ラフト」と呼ばれる特有の細胞膜部位に会合するために必須な脂質化を受けるアミノ酸配列が存在することが分かった。そこでこの分子の機能を解明するために、この分子の抗体を作製し生化学的な解析を行った。するとこの分子はほぼすべての組織で発現しているが、そのリン酸化はプレB細胞レセプターに特異的であることが分かった。現在この分子のシグナル伝達における重要性を検討するためにリン酸化依存的に会合する分子の同定を進めている。

報告書

(2件)
  • 2001 実績報告書
  • 2000 実績報告書

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公開日: 2000-04-01   更新日: 2016-04-21  

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