研究課題/領域番号 |
12770226
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研究種目 |
奨励研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
内科学一般
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
安達 佳宏 筑波大, 臨床医学系, 講師 (20291122)
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研究期間 (年度) |
2000 – 2001
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研究課題ステータス |
完了 (2001年度)
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配分額 *注記 |
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
2001年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
2000年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
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キーワード | 慢性関節リウマチ / 疾患感受性遺伝子 / DD-PCR |
研究概要 |
慢性関節リウマチ患者の膝関節の炎症性滑膜および変形性膝関節症の患者の関節滑膜、それぞれからmRNAを抽出し、cDNAを合成した後に、ランダム・プライマーを用いて、Differential Display-PCR(Polymerase Chain Reaction)以下(DD-PCR)を行った。それらの産物をアクリルアミド・ゲルで隣合わせに泳動を行い、発現の異なるPCRのbandを切り出し精製した後に、DNAの塩基配列を決定した。 変形性膝関節症の滑膜ではみられず、慢性関節リウマチの滑膜においてのみ発現している遺伝子を約100個見つけ、塩基配列を決定した。そのうち約70個は未知の遺伝子であった。これらについては、後に研究の対象とすることにして、既知の遺伝子のうち細胞増殖や免疫系に関与していることが推測される以下の7個の遺伝子について解析を進めている。現在、個々の遺伝子について、本当に発現に差があるのかどうか確認するために、定量PCRを行っている現状である。1)Me491/CD63.2)Kinuclear autoantigen 3)mortality factor 4(MORF4) 4)zinc finger transciptional regulator(GOS24) 5)prosaposin(PSAP)(sphingolipid activator protein 6)p47 mRNA(FLJ10649) 7)cytosolic selenium-dependent glutathione peroxidase gene
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