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マイクロサテライトの不安定性を利用した遺伝子導入法の確立

研究課題

研究課題/領域番号 12770250
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 消化器内科学
研究機関東北大学

研究代表者

高橋 成一  東北大学, 医学部・附属病院, 助手 (40312574)

研究期間 (年度) 2000 – 2001
研究課題ステータス 完了 (2001年度)
配分額 *注記
2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
2001年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2000年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
キーワードマイクロサテライト / 遺伝子治療 / ジフテリア毒素 / アデニン塩基
研究概要

前年度作成したプラスミドベクターに、期待したジフテリア毒素A遺伝子の発現が認められなかったため、新たなべクターの作成を開始した。まず、前年度完全に欠失させたNsiIからHaeIIIまでの68bpについて、これを残してアデニン塩基を連続9塩基挿入したオリゴヌクレオチドを付加する方法と、68bpの5側領域約30塩基を残してアデニン塩基を連続9塩基挿入したオリゴヌクレオチドを付加する方法、さらに68bpの3側領域約30塩基を残してアデニン塩基を連続9塩基挿入したオリゴヌクレオチドを付加する方法の3つで、プラスミドを構築した。おのおの作成されたベクターは、ABI 310 Genetic Analyzerを用い直接シークエンス法で実際のジフテリア毒素A遺伝子の蛋白読み枠と合致することを確認した。
次に昨年同様にネオマイシン耐性遺伝子を含むプラスミド上に、上記3種類の改変ジフテリア毒素A遺伝子を導入したベクターを作成した。コントロールベクターは、単純なジフテリア毒素A遺伝子を導入したものとした。これらをマウスES細胞にトランスフェクションし、ジフテリア毒素の発現を検討したところ、68bpのdeletionを行なわなかったベクターにわずかながら細胞死が確認され、期待しうるものと考えられた。なお、ネガティブセレクションには、ネオマイシンを使用した。現在この差異がより明らかとなるよう再度ベクターの構築を検討中である。

報告書

(2件)
  • 2001 実績報告書
  • 2000 実績報告書

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公開日: 2000-04-01   更新日: 2016-04-21  

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