• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

肝細胞癌に対するHGF、HB-EGF遺伝子治療の研究

研究課題

研究課題/領域番号 12770287
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 消化器内科学
研究機関久留米大学

研究代表者

弓削 健太郎  久留米大学, 医学部, 助手 (00258485)

研究期間 (年度) 2000 – 2001
研究課題ステータス 完了 (2000年度)
配分額 *注記
1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
2000年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
キーワードHGF / HB-EGF / CAGプロモーター / 肝癌細胞特異的 / アデノウイルス / レトロウイルス / In vitro ligation法
研究概要

HGFおよびHB-EGFをより強力なCAGプロモーターや肝癌細胞特異的なプロモーターにて発現させるため、アデノウイルスベクターの再構築を行った。今回新しいアデノウイルス作成法であるIn vitro ligation法を用いた。現在のところ動物実験にもくり返し使用できる様、ウイルスを大量増幅させている段階である。
HGFの発現レベルをELISAにて測定した結果、従来当研究室で用いてきたRSVプロモーター使用のHGF発現アデノウイルスよりも今回作成したCAGプロモーター使用のHGF発現アデノウイルスのほうがはるかに高発現であった(数十倍から数百倍)。HB-EGFの発現レベルはELISAにて現在測定中である。同様にレトロウイルスにおいてもHGFおよびHB-EGFをより強力かつ組織特異的に発現するよう、プラスミドを構築中である。
肝癌細胞を初めてとして、各種癌細胞にてHGFおよびHB-EGFの作用を解析している段階である。(サイトカインの細胞内シグナル伝達系とのクロストーク、アポトーシスとの関与など)
ヌードマウスやSCIDマウスに肝癌細胞を初めとして各種癌細胞を種々の臓器や部位に移植実験を行っているところである。また実際に今回作成したアデノウイルスを実際に実験動物に導入し副作用を解析中である。
プロモーターについてはより組織、臓器特異的に目的遺伝子を発現させるため、プロモーター領域に変異などを導入し、レポーターアッセイを計画しているところである。

報告書

(1件)
  • 2000 実績報告書

URL: 

公開日: 2000-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi