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紫外線の局所・全身照射による単純ヘルペスウィルスの再活性化と皮疹の再発について

研究課題

研究課題/領域番号 12770461
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 皮膚科学
研究機関東京慈恵会医科大学

研究代表者

竹内 常道  東京慈恵会医科大学, 医学部・皮膚科, 講師 (00236423)

研究期間 (年度) 2000 – 2001
研究課題ステータス 完了 (2001年度)
配分額 *注記
1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
2001年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
2000年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
キーワード紫外線 / 単純ヘルペスウィルス / 単純疱疹 / 光免疫
研究概要

1)SHK-1ヘアレスマウスに3x10^5PFUの単純ヘルペスウイルス1型を初感染させた.
2)以下の2群を用意し,初感染4週後に紅斑量以下のUVB,100J/m^2,200J/m^2,400J/m^2,800J/m^2,1600J/m^2をそれぞれ2匹ずつ照射した.
(1)全身照射群:初感染部位をアルミ箔で覆い,全身に紫外線照射を受けた群.
(2)局所照射群:初感染部位以外をアルミ箔で覆い,初感染部位のみに照射を受けた群.
3)照射後は,全身照射群では100J/m^2と200J/m^2では皮疹の誘発は無く400J/m^2,800J/m^2,1600J/m^2では2匹とも小水疱が認められた.一方,局所照射群では400J/m^2以下では皮疹の誘発は無く,800J/m^2で1匹,1600J/m^2では2匹とも小水疱が認められた.
4)皮疹が誘発されなかった群における,皮膚へのウイルスの排泄を免疫組織学的に検討した.全身照射群では100J/m^2ではウイルスは認められなかったが,200J/m^2では皮疹の誘発はなかったにもかかわらずウイルスの排泄が1匹でみられた.一方局所照射群では,皮疹の誘発がなかった400J/m^2以下ではウイルスの排泄も認められなかった.
5)免疫組織学的にウイルスを認めなかった群において,更にPCR法を用いて検討した.HSV-1の1930-2191のpol geneをプライマーとして初感染部位周辺の皮膚をPCRにかけたところ,全身照射群のでは100J/m^2で,また局所照射群では100J/m^2と400J/m^2で各々1匹ずつウイルスの存在を確認した.

報告書

(2件)
  • 2001 実績報告書
  • 2000 実績報告書

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公開日: 2000-04-01   更新日: 2016-04-21  

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