研究課題/領域番号 |
12770478
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研究種目 |
奨励研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
放射線科学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
奥 真也 東京大学, 医学部・附属病院, 助手 (60301107)
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研究期間 (年度) |
2000 – 2001
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研究課題ステータス |
完了 (2001年度)
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配分額 *注記 |
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
2001年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2000年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
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キーワード | radioimmunotherapy / radiosensitizer |
研究概要 |
平成12年度までに確立した肺小細胞癌および直腸癌の細胞培養を本年度4月に再開し、6月までに安定した定常生育に復帰したのを確認した。これを用いて、ヌードマウス(bulb/cnu/nu)側腹部皮下に細胞懸濁液を皮下適用し育成、担癌マウスモデルを確立した。 放射免疫治療に用いる抗CEA抗体を供給する研究支援施設であるフランス共和国・国立癌研究所Unit467イミュノテック株式会社より、抗体生産中断および抗体供給の中断の申し出があり、受諾した。代替となる抗体供給について、国内外の研究室と接触を図ったが、研究内容に関する合意を得ず、抗体を実装した放射免疫療法治療を開始するには至らなかった。 本年度8月より、研究代表社(奥)が、上記Unit467留学中に施行した別抗体(抗肺癌接着因子抗体)の放射免疫療法治療の腫瘍発育曲線データ(効果特性)および体重、血算データ(毒性特性)データおよび平成10-11年度の前課題下の本抗CEA抗体の基礎実験データを用いて、最適治療投与の算定を行った。また、治療増感用radiosensitizerの選定のための文献的調査を行った。 平行して、上記の両研究施設との抗体供給再開に関する協議を行い、本年度12月に、抗体産生および供給の最終的な中止についての通知を受領した。
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