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老年期難治性精神障害に対する寛解維持目的電気けいれん療法の標準化

研究課題

研究課題/領域番号 12770516
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 精神神経科学
研究機関東北大学

研究代表者

鈴木 一正  東北大学, 医学部・附属病院, 助手 (20312572)

研究期間 (年度) 2000 – 2001
研究課題ステータス 完了 (2001年度)
配分額 *注記
1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
2001年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2000年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
キーワードECT / 分裂病 / 緊張病 / 遅発性緊張病 / 老年期うっ病 / m-ECT / 継続・維持ECT
研究概要

今年度は、老年期難治性精神障害に対する寛解維持目的電気けいれん療法の標準的技法を確立するために、大うつ病性障害、精神分裂病緊張型で急性期ECT後の易再燃性の対象群を選別するために、昨年度から始めた急性期ECTの短期的治療効果と6ケ月再燃率の調査の結果を国内学会及び海外学会・会議で発表した。
その後は6ケ月で再燃してしまいかつその後の急性期ECTで反応した精神分裂病緊張型及び大うつ病性障害の患者群に継続ETCを施行し寛解維持効果を調査した。
緊張型分裂病では4例において継続ECTにて2例が6ケ月の寛解維持に成功した。また再燃してしまった2例においても高頻度長期間の継続・維持ECTにおいて寛解維持に成功している。
大うつ病性障害では6例において継続ECTにて3例が6ケ月の寛解維持に成功した
来年度にはこれらの結果をまとめ学会発表する予定である。

報告書

(2件)
  • 2001 実績報告書
  • 2000 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] 鈴木一正 他: "緊張病症候群を呈する遅発性精神病の一例"精神医学. 43(7). 745-751 (2001)

    • 関連する報告書
      2001 実績報告書
  • [文献書誌] 鈴木一正: "m-ECT後に繰り返し再燃するうっ病に継続ECTとlithium Carbonateによる維持薬物療法が有効であった一例"精神科治療学. 15(6). 647-653 (2000)

    • 関連する報告書
      2000 実績報告書
  • [文献書誌] 鈴木一正: "緊張病症候群を呈する遅発性精神病の一例"精神医学. (印刷中). (2001)

    • 関連する報告書
      2000 実績報告書

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公開日: 2000-04-01   更新日: 2016-04-21  

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