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腹膜中皮細胞における水チャネルのトランスロケーションに関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 12770599
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 腎臓内科学
研究機関聖マリアンナ医科大学

研究代表者

荻本 剛一  聖マリアンナ医科大学, 医学部, 講師 (90257353)

研究期間 (年度) 2000 – 2001
研究課題ステータス 完了 (2001年度)
配分額 *注記
1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
2001年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2000年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
キーワードAquqporin-1 / translocation / peritoneal mesothelial cell / Osmolarity / Protein kinase / Aquaporin-1
研究概要

(1)浸透圧刺激に対する水チャネルのトランスロケーションに関する検討
AQP1が高浸透圧刺激により細胞膜上へリクルートされる機構を明らかにするため,ラット培養中皮細胞(RPMC)を用いて検討を行った.RPMCを初代培養し,サブコンフルエントの状態で細胞を浮遊状態とし,5%ブドウ糖または10^<-3>M dibutylyl c-AMP (db-cAMP)含有培養液内で37度で15分間インキュベートした.細胞膜をPercol gradient法を用いて細胞膜分画を得たのちAQP1量をWestern blottingにて解析した.細胞膜上のAQP1量は5%ブドウ糖もしくは10^<-3>M db-cAMPにより対照に比し,有意な増加を認めた(各々139.5±38.7,139.5±21.9% of control, p<0.05).c-ATPに対する阻害剤であるRp-cAMPを使用し,ブドウ糖(浸透圧刺激)によるトランスロケーションがPKA経路依存かどうかの裏付けをとるともに,vesicular transportによるものかを検討する意味でコルヒチンを使用した検討を開始している。
(2)細胞内シグナル伝達に関する検討
腹膜中皮細胞におけるAQP1のシグナル伝達経路がPKAを介している可能性を示した.また高グルコース環境でPKCの活性化が知られることから,PKC刺激薬および阻害薬に関しても,データの蓄積を行っている。同時にGlutに対する効果についても検討を開始している。

報告書

(2件)
  • 2001 実績報告書
  • 2000 実績報告書

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公開日: 2000-04-01   更新日: 2016-04-21  

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