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Down症候群児の一過性骨髄異常増殖疾患の発症機序におけるAML1遺伝子の関与

研究課題

研究課題/領域番号 12770606
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 胎児・新生児医学
研究機関自治医科大学

研究代表者

江口 ゆかり  自治医科大学, 医学部, 助手 (00296089)

研究期間 (年度) 2000 – 2001
研究課題ステータス 完了 (2001年度)
配分額 *注記
1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
2001年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2000年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
キーワードDown症候群 / AML1遺伝子 / 一過性骨髄異常増殖疾患
研究概要

本研究のおいては、Down症候群児の一過性骨髄異常増殖疾患(Transient myeloproliferative disorder : TMD)におけるAML1遺伝子の関与を明らかにすることを目的とした。まず、CD34陽性細胞を含めた骨髄系細胞の高発現している細胞内チロシンキナーゼBMXに注目した。BMXは造血前駆細胞や血管内皮細胞に発現しているTie2によりチロシンリン酸化され、これらの細胞において重要な働きを担っていると考えられている。このため、TMD症例の芽球におけるBMXの役割を検討するため、まず、BMXのクローニングを行いクローンを得た。このクローンをプローベとして現在TMDとコントロールの芽球および成熟好中球のBMXの発現の検討を計画している。また、ヘルシンキ大Kari Alitalo教授のグループよりBMXポリクローナル抗体の供与を受けたため、これを用いTMD症例の芽球の蛋白レベルの発現およびリン酸化の状態を検討する。また、現在Down症候群児の検体の収集をすすめている。今後はBMXの上流にあたるTie2の発現をみるとともに、自治医大小児科郡司がクローニングおよび作成したAngiopoietin1、Angiopoietin2および活性型Tie2ミュータントを用いてTMD芽球におけるTie2/BMXのシグナルの検討を行うとともにinducible AML1細胞株が得られれば、AML1on/offによるTie2/BMXシグナルへの影響を検討していく。

報告書

(2件)
  • 2001 実績報告書
  • 2000 実績報告書

URL: 

公開日: 2000-04-01   更新日: 2016-04-21  

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