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膵移植における門脈ドレナージの免疫学的意義の解析

研究課題

研究課題/領域番号 12770652
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 外科学一般
研究機関九州大学

研究代表者

有馬 剛  九大, 医学(系)研究科(研究院), 助手 (60315083)

研究期間 (年度) 2000 – 2001
研究課題ステータス 完了 (2001年度)
配分額 *注記
2,700千円 (直接経費: 2,700千円)
2001年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2000年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
キーワード膵移植 / 門脈ドレナージ / 拒絶反応 / 脂質代謝
研究概要

1)近交系ラットを用いて同種及び同系膵移植を施行した。いずれのモデルにおいてもレシピエントラットはストレプトゾトシンにより糖尿病とした。全膵・十二指腸グラフトを大動脈、門脈を付けて摘出した。グラフトの大動脈をレシピエントの大動脈に、門脈はレシピエントの下大静脈または門脈に側々吻合した。90%以上の成功率でレシピエントラットの血糖は移植翌日には正常値に帰した。
2)同種移植においては、ドナー・レシピエントのストレインの組み合わせにより、膵十二指腸グラフトの生着期間を検討している。これまでに、F344FischerからLewisのコンビネーションを試したが、生着期間に有意差は認めていない。これから、LewisからBuffalo等、他のコンビネーションによる生着期間について検討する。
3)同種移植において生着期間に差を認めた系では、脾臓の同時移植の有無・術前門脈内または静脈内ドナー抗原投与の有無・膵十二指腸及び脾臓グラフトへの放射線照射の有無等による生着期間への影響を検討する。
4)同系移植においては、糖尿病ラットに移植した膵臓グラフトの長期モデルを作成した。下大静脈または門脈ドレナージのグループを作成し、脂質代謝および動脈硬化性変化等について評価・検討する予定である。
5)以上の実験結果の一部は本年の外科学会で発表予定である。

報告書

(1件)
  • 2000 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 杉谷篤,有馬剛,田中雅夫: "膵・膵腎移植のドナー側の問題点-多臓器摘出時の膵機能温存術式を含めて-"今日の移植. 13・1. 45-52 (2000)

    • 関連する報告書
      2000 実績報告書
  • [文献書誌] 杉谷篤,有馬剛,田中雅夫: "膵臓移植手術の実際と問題点"糖尿病. 43・4. 273-277 (2000)

    • 関連する報告書
      2000 実績報告書

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公開日: 2000-04-01   更新日: 2016-04-21  

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