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高度進行胃癌に対する術前化学療法における薬剤選択についての検討

研究課題

研究課題/領域番号 12770716
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 消化器外科学
研究機関(財)田附興風会

研究代表者

河田 健二  田附興風会, 研究員 (90322651)

研究期間 (年度) 2000 – 2001
研究課題ステータス 完了 (2001年度)
配分額 *注記
2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
2001年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2000年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
キーワード進行胃癌 / 化学療法 / MIBIシンチ / 薬剤耐性
研究概要

対象となった高度進行胃癌(stage3以上もしくはBorromann4型)患者15人(男性11人女性4人)に対し、^<99m>Tc-MIBIシンチ検査をおこない、その結果によって化学療法を試行した。また、化学療法試行曲と後の標本を内視鏡もしくは手術により切除し、免疫染色などを試行した。^<99m>Tc-MIBIシンチ取り込みの評価はbackgroundとの差を、単位面積あたりの取り込み率に変換し、心臓と比較した。心臓より取り込みが強いものを取り込み陽性とした。
結果
1)進行胃癌は^<99m>Tc-MIBIシンチで取り込みを認め、とくに低分化型が強い取り込みを認めた。
2)^<99m>Tc-MIBIの取り込みの強さは、P-glycoproteinの発現性と相関を認めた。MRPとは相関しなかった。
3)^<99m>Tc-MIBIの強い取り込みを認めた患者では、anthracycline系の薬剤が有効な症例を認めた。また取り込みを認めなかった症例は5-Fu薬剤が有効である傾向を認めた。
現在、症例を重ねているところです。今後、RT-PCR含めて、mRNA量、蛋白発現量と薬剤感受性、^<99m>Tc-MIBIとの関係を集計し、^<99m>Tc-MIBIのモニタリングとしての有用性などを検討していく予定です。

報告書

(1件)
  • 2000 実績報告書

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公開日: 2000-04-01   更新日: 2016-04-21  

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