• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

トランスフェリンレセプターを介した膠芽腫のターゲッティングアポトーシス誘導療法

研究課題

研究課題/領域番号 12770755
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 脳神経外科学
研究機関佐賀医科大学

研究代表者

萩原 直司  佐賀医科大学, 医学部, 助手 (90281203)

研究期間 (年度) 2000 – 2001
研究課題ステータス 完了 (2001年度)
配分額 *注記
2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
2001年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
2000年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
キーワードトランスフェリン / BAD / アポトーシス / Bad
研究概要

悪性グリオーマに対して手術・放射線・化学療法などの集学的治療を行っても、難治性であり、新しい概念からの治療法の確立が必要である。我々はグリオーマ細胞にトランスフェリン受容体が特異的に発現していることに注目し、トランスフェリンとアポトーシスを誘導するBADの融合蛋白質を作製し、グリオーマに特異的にアポトーシスを誘導する可能性を検討する目的で本研究を開始した。
一年目はトランスフェリンとBADとの融合蛋白(トランスフェリンBAD)を精製し、腫瘍細胞特異的に毒性を示すことを確認した。しかし、毒性の強さとしては十分ではなく、毒性をさらに持たせる目的で、二年目はBADを細胞内に効率的に取り込ませることを試みた。つまり、トランスフェリンBADと細胞質内移行ドメインとの融合蛋白を精製した。これは腫瘍細胞内に効率的に取り込まれ、トランスフェリンBADよりも強い毒性を示した。また、in vitroでは、長期にわたって、腫瘍細胞の増殖抑制を示した。従って、このトランスフェリンBADと細胞内移行ドメインとの融合蛋白は、脳腫瘍治療に有用であることが示唆された。しかし、今後はこの融合蛋白の正常脳に対する毒性試験やラット脳腫瘍モデル(ラツトグリオーマ細胞の脳内移植モデルあるいは髄腔内播種モデル)を作製し、この融合蛋白を腫瘍内注入あるいは脊髄腔内カテーテルから髄腔内注入し、腫瘍抑制効果を検索する必要があるだろう。すなわち、正常脳に毒性を示さない濃度の融合蛋白で著明な腫瘍抑制効果がみられるならば、この融合蛋白は脳腫瘍治療において有用であると考えられる。

報告書

(2件)
  • 2001 実績報告書
  • 2000 実績報告書

URL: 

公開日: 2000-04-01   更新日: 2025-11-17  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi