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知覚神経による骨代謝調節に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 12770795
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 整形外科学
研究機関大阪市立大学

研究代表者

乾 健太郎  大阪市立大学, 大学院・医学研究科, 助手 (00291592)

研究期間 (年度) 2000 – 2001
研究課題ステータス 完了 (2001年度)
配分額 *注記
1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
2001年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2000年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワード骨代謝 / 神経ペプチド / 軟骨細胞 / 破骨細胞 / 知覚神経 / 骨芽細胞
研究概要

前年度に引き続き、神経ペプチドとしてcalcitonin gene-related peptide(CGRP)を用いて、知覚神経系の骨代謝への関与を検索した。
前年度は主に骨形成細胞培養系にCGRPを様々な条件下で添加しその反応を検討したが、CGRPはウサギ肋軟骨成長軟骨細胞と骨髄由来骨芽細胞用細胞に対しては強い活性を示さなかった。これはCGRPの細胞膜受容体はcalcitoninと共有することから、その骨代謝への作用は主に破骨細胞を介して発揮することが容易に想像される。そこで、今年度は、マウス頭蓋冠由来骨芽細胞とウサギ骨髄細胞との共培養系を用いて、CGRPによる破骨細胞への影響を中心に検討した。
方法は、共培養系を用いてCGRP添加による破骨細胞への影響を、破骨細胞形成数を指標に行った。共培養系は昭和大学歯学部で確立した方法を用いるため、現地に赴いて方法論を踏襲した。共培養翌日から、TNF-α存在・非存在下各々の条件下でCGRPを添加し、CGRPの破骨細胞形成能に対する影響を見たものの、全ての条件下においてpositive dataが得られなかった。これは、実験系自体の問題が大きく影響しているためと考えられたため、ウシ胎児血清のLot、細胞密度、等の培養条件を変えて行うも、破骨細胞自体の形成が実験を重ねるごとに悪くなり、課題研究期間中には示唆に富むデータが得られなかった。今後も培養条件を変えて研究を続ける予定である。

報告書

(2件)
  • 2001 実績報告書
  • 2000 実績報告書

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公開日: 2000-04-01   更新日: 2016-04-21  

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