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低体温と敗血症におけるアポトーシス、サイトカインの変動に対する静脈麻酔薬の効果

研究課題

研究課題/領域番号 12770814
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 麻酔・蘇生学
研究機関金沢大学

研究代表者

谷口 巧  金沢大学, 医学部・附属病院, 講師 (30301196)

研究期間 (年度) 2000 – 2001
研究課題ステータス 完了 (2001年度)
配分額 *注記
2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
2001年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
2000年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
キーワード静脈麻酔薬 / 敗血症 / 低体温 / サイトカイン / アポトーシス / エンドドキシンショック / プロポフォール / ケタミン / エンドトキシンショック
研究概要

敗血症と体温の関係に注目し,敗血症時の低体温による症状の悪化を防止する対策として,静脈麻酔薬(ケタミン,プロポフォール)の応用を検討する目的で,循環・呼吸動態に及ぼす,低体温と感染に対する静脈麻酔薬の影響についてラットを用いて検討した.前年度,プロポフォールを用いて鎮静させた後,エンドトキシンを静脈内投与し,30℃の低体温における影響を検討したが,結局プロポフォールの抗炎症効果を証明することができなかった.今年度は34℃におけるプロポフォールの抗炎症効果とケタミンにおける効果を検討した.その結果,プロポフォールの34度でもプロポフォールの抗炎症効果は証明できず,低体温におけるプロポフォールの抗炎症効果は無いように思われた.しかしながら,ケタミン投与による低体温では,30℃,34℃とも循環動態は安定し,サイトカインの抑制も認められ,ケタミンの場合は低体温状況下でもその抗炎症効果があることが確認できた.結論として,エンドトキシン+低体温が生体内に悪影響を及ぼす事は周知の事実であるが,それを静脈麻酔薬であるプロポフォールは,抑制できないが,ケタミンでは抑制できることが示された.

報告書

(2件)
  • 2001 実績報告書
  • 2000 実績報告書

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公開日: 2000-04-01   更新日: 2016-04-21  

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