• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

アナフィラキシーショック時の病態におけるエンドセリンの役割の解明

研究課題

研究課題/領域番号 12770834
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 麻酔・蘇生学
研究機関自治医科大学

研究代表者

斎藤 仁 (齋藤 仁)  自治医大, 医学部, 講師 (20260838)

研究期間 (年度) 2000 – 2001
研究課題ステータス 完了 (2001年度)
配分額 *注記
2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
2001年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
2000年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
キーワードエンドセリン / アナフィラキシーショック / BQ610
研究概要

1.エンドセリンがアナフィラキシーショック発症後早期にみられる気管支痙攣にどの程度関与しているかをウサギの全身型凝集性アナフィラキシーモデルを用いてin vivoで検討した。【方法】第一段階:エンドセリン投与20から10分前に生理食塩水およびエンドセリンの阻害薬であるBQ610を投与した群を比較しBQ610の有効性を調べた。第二段階:アナフィラキシー惹起20から10分前に生理食塩水およびBQ610を投与した群を比較し,エンドセリンのアナフィラキシーショックへの関与を調べた。第一段階ではエンドセリン投与から,第二段階ではアナフィラキシー惹起から45分にわたり気道抵抗(RL),動肺コンプライアンス(Cdyn),心拍数(HR),平均動脈圧(MAP)および中心静脈圧(CVP)を持続的に観察した。【結果】第一段階:BQ610投与群は生理食塩水投与群より有意にMAPが低値を示した。第二段階:RLおよびCdynとも群間で有意差は認められなかった。【結論】エンドセリンは,ウサギの全身型凝集性アナフィラキシーにおける気管支攣縮の発症に大きな関与はないと考えられた。
2.静脈麻酔薬であるプロポフォールが吸入麻酔薬と同様に気管支拡張作用を有しているか否かをウサギの全身型凝集性アナフィラキシーモデルを用い,その気道抵抗および動肺コンプライアンスを測定することによりin vivoで検討中である。比較する吸入麻酔薬としてはセボフルランを使用している。

報告書

(1件)
  • 2000 実績報告書

URL: 

公開日: 2000-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi