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"ずり応力"により移行上皮細胞内で発現の変化する遺伝子の検索

研究課題

研究課題/領域番号 12770882
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 泌尿器科学
研究機関東京女子医科大学

研究代表者

橋本 恭伸  東京女子医科大学, 医学部, 助手 (70307594)

研究期間 (年度) 2000 – 2001
研究課題ステータス 完了 (2001年度)
配分額 *注記
2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
2001年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
2000年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
キーワードストレッチストレス / T24 / カドヘリン / ずり応力 / シェアストレス / 移行上皮細胞
研究概要

今年度は、培養細胞上で培養液とともに、回転板を回転させることで、細胞に"ずり応力"shear stressを与える装置を利用し、shear stressが膀胱癌細胞T24に与える影響を調べた。今回も、T24では発現の認められないE-cadherin遺伝子の発現について検討した。回転板の回転速度によって、4群(shear stressが0、5、10、20dynes/cm2)に分けた。さらに、それぞれを、負荷への曝露時間によって3群(0、6、12時間)に分けた。それぞれについて、stretch stressと同様に、E-cadherin遺伝子のmRNAレベルの発現をNorthernblotで、また蛋白レベルの発現をWestern blotで解析した。その結果、mRNAレベルの発現は、shear stressが5ならびに10dynes/cm2で、12時間曝露した群にのみ認められた。また発現は5dynes/cm2の群で若干強かった。蛋白レベルでは、いずれの群も確認できる程のシグナルは得られなかった。現在、再現性を確認するため追試を行なっている。
一方、前年度に検討したストレッチストレスに対するT24の遺伝子レベルでの反応については、現在、differential display法で、負荷によって新たに発現する、もしくは発現が著しく強まる遺伝子のスクリーニング中であり、まだ最終的な結果は得られていない。

報告書

(2件)
  • 2001 実績報告書
  • 2000 実績報告書

URL: 

公開日: 2000-04-01   更新日: 2016-04-21  

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