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子宮,卵巣の明細胞腺癌におけるインヒビン,アクチビンの腫瘍マーカーとしての意義

研究課題

研究課題/領域番号 12770926
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 産婦人科学
研究機関和歌山県立医科大学

研究代表者

山下 和哉  和歌山県立医大, 医学部, 助手 (00305765)

研究期間 (年度) 2000 – 2001
研究課題ステータス 完了 (2001年度)
配分額 *注記
1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
2001年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
2000年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
キーワードインヒビン / アクチビン / 子宮 / 卵巣 / 明細胞腺癌
研究概要

子宮および卵巣明細胞腺癌の術前、術後の血清を採取しインヒビンA、インヒビンB、アクチビンA濃度を測定した。子宮および卵巣明細胞癌患者血中インヒビンA、インヒビンB濃度には有意な変化を認めなかったが、血中アクチビンA濃度は術前、術後において低下する傾向を認めている。さらに、子宮および卵巣明細胞腺癌組織における各インヒビン/アクチビン・サブユニットの免疫組織学的局在を検討中であるが、腫瘍細胞にアクチビン・サブユニットの染色を認めている。これらの成績は子宮および卵巣明細胞腺癌の腫瘍発生、進展にアクチビンが関与していることを推測させるとともに、血中アクチビンA濃度が生殖器の明細胞腺癌の腫瘍マーカーとして臨床応用できる可能性を示唆する。さらに、明細胞腺癌組織の一部に共存して見られる子宮および卵巣の類内膜腺癌においても、同様な所見を得ている。

報告書

(1件)
  • 2000 実績報告書

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公開日: 2000-04-01   更新日: 2016-04-21  

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