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糖尿病ラット脈絡膜における一酸化窒素合成酵素の生化学的解析

研究課題

研究課題/領域番号 12771015
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 眼科学
研究機関金沢大学

研究代表者

桜井 真由美  金沢大学, 医学系研究科, 助手 (50303269)

研究期間 (年度) 2000 – 2001
研究課題ステータス 完了 (2001年度)
配分額 *注記
1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
2001年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
2000年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
キーワード糖尿病 / 脈絡膜 / 一酸化窒素合成酵素
研究概要

高血糖と脈絡膜NOSの関係を検討するため、Brown-Norwayラットにストレプトゾトシン(STZ)を腹腔内注射し、高血糖を確認後、経時的に脈絡膜NOS活性を測定したところ、STZ注射2週後では活性に変化はみられなかったが、6週後、13週後では、糖尿病ラットにおいて活性の低下がみられた。イムノブロットの結果、6週、13週では糖尿病ラットにおいてnNOSタンパク量が低下していた。また、STZ注射2週後より、4週間インシュリンを皮下投与し、血糖を正常化させると、脈絡膜NOS活性は正常化する傾向がみられ、可溶画分のnNOSタンパク量の回復がみられた。別の高血糖モデルである自然発症糖尿病ラット(Otsuka Long-Evans Tokushima Fatty, OLETFラット)の脈絡膜NOS活性を生後約60週で測定すると、同週齢の対照ラット(Long-Evans Tokushima Otsuka, LETOラット)に比較して低下していた。以上より、高血糖の持続と脈絡膜NOS活性の低下の関連性が示唆された。
糖尿病脈絡膜における組織学的な変化を観察するために、STZ注射6週後のWistarラットを潅流固定後、脈絡膜一色素上皮を分離し、nNOSの局在を反映するとされるNADPHジアホラーゼ染色を行った。対照ラットと比較して、組織学的に顕著な変化はみられなかった。

報告書

(2件)
  • 2001 実績報告書
  • 2000 実績報告書

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公開日: 2000-04-01   更新日: 2016-04-21  

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