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網膜の分化誘導に係る新規遺伝子の検索および機能解析

研究課題

研究課題/領域番号 12771029
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 眼科学
研究機関広島大学

研究代表者

岡田 康志  広島大学, 医学部・附属病院, 助手 (80294578)

研究期間 (年度) 2000 – 2001
研究課題ステータス 完了 (2001年度)
配分額 *注記
2,500千円 (直接経費: 2,500千円)
2001年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2000年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
キーワードOlfactomedin / ODAG / Two-hybrid / 網膜 / 新規遺伝子 / 分化
研究概要

(1)ODAGの標的蛋白質の同定
網膜の分化発達過程において、一時的に発現している新規遺伝子をDifferential Display法を用いてクローニングし、ODAGと命名し、in situ hybridizationで網膜での発現を確認した。この新規遺伝子の網膜における機能は不明である。ODAGの機能を明らかにするために、ODAGをプローブとして、酵母のTwo-hybrid法を用いてODAGに結合する蛋白質の遺伝子の断片を検索したところ、既知の遺伝子が1つと未知の遺伝子が1つスクリーングされた。
(2)既知の遺伝子について
GenbankのBLAST検索により、この遺伝子は、Olfactomedinであることが判明した。既知の遺伝子配列からプライマーを設計し、PCRをかけたところ、既知の遺伝子の全長がクローニングされた。これを発現ベクターに導入し、COS細胞に発現させたところ、発現が確認された。ODAGとOlfactomedinが結合することを無傷細胞系で確認した。また、ODAGとOlfactomedinにタグをつけて強発現させた蛋白を用いてODAGとOlfactomedinが、直接結合するかin vivoで確認中である。また、この既知の遺伝子が網膜切片のどの部位に発現しているかin Situ hybridizationを用いて確認中である。
(3)未知の遺伝子について
未知の遺伝子の全長をhybridization法を用いて、クローニング中である。それと未知の遺伝子の断片を発現ベクターに導入し、COS細胞に発現させたところ、発現が確認された。現在、この遺伝子の断片による未知の蛋白質とODAGと結合するか、in vitroとin vivoで確認中である。

報告書

(2件)
  • 2001 実績報告書
  • 2000 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] Hiroki Nii: "Circadian change of adenylate cyclase activity in rabbit ciliary processes"Current Eye Research. 23・4. 248-255 (2001)

    • 関連する報告書
      2001 実績報告書
  • [文献書誌] Koji Okada: "Hydroxyamphetamine increases intraocular pressure in rabbits"Archives of Ophthalmology. 119・2. 235-239 (2001)

    • 関連する報告書
      2001 実績報告書
  • [文献書誌] Koji Okada: "Response of rabbit ciliary process cyclic nucleo tides to specific phosphodiesterase inhibitors"Current Eye Research. 21・4. 774-781 (2000)

    • 関連する報告書
      2001 実績報告書

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公開日: 2000-04-01   更新日: 2016-04-21  

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