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実験的ぶどう膜炎に対するIL-10発現プラスミドベクターの治療効果

研究課題

研究課題/領域番号 12771045
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 眼科学
研究機関自治医科大学

研究代表者

猪木 多永子  自治医科大学, 医学部, 助手 (80306117)

研究期間 (年度) 2000 – 2001
研究課題ステータス 完了 (2001年度)
配分額 *注記
1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
2001年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2000年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワードIL-10 / 実験的自己免疫性ぶどう膜炎 / プラスミドベクター / 遺伝子 / サイトカイン / ELISA
研究概要

実験的自己免疫性ぶどう膜炎(EAU)モデルはヒトぶどう膜炎のモデルとして多用されている。その発症においてはhelper T cell(Th1)サイトカインであるIFN-γ、IL-2が主体である一方、Th2サイトカインであるIL-10は抑制的に働くとされており、IL-10を持続的に高発現させることによりEAUの抑制が期待される。プラスミドDNAは筋肉内に投与されるとエピゾームとして長期にわたりコードする蛋白を発現し続けることが可能であり、自己免疫性糖尿病モデルにおいては、IL-10発現プラスミドベクターの投与によりその抑制において良好な治療効果が認められている。同様にIL-10発現プラスミドベクターを投与することによりEAUの抑制効果が期待される。
LewisラットにS抗原を投与しEAUモデルを作成したのち、従来の方法に従いIL-10プラスミドベクターの筋肉内投与を行った。その後EAUの発症を観察したが、臨床的に顕著な抑制効果は認められなかった。また角膜移植モデルにおいて、IL-10は拒絶反応の抑制に効果があることが示唆されているため、同様に抑制効果を期待しIL-10プラスミドベクターを投与したがコントロールと比較し拒絶反応の抑制効果は認められなかった。続いて血中IL-10抗体を測定したがコントロールと比較し有意差が得られなかった。従来の方法では血中IL-10が上昇していないと考えられ、投与量、投与方法について現在検討中である。

報告書

(2件)
  • 2001 実績報告書
  • 2000 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 猪木 多永子: "Suppression of Experimental Autoimmune Ureoretinitis by Anti-αβ TCR Monoclonal Antibody"Japanese Journal of Ophthalmology. (印刷中).

    • 関連する報告書
      2001 実績報告書

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公開日: 2000-04-01   更新日: 2016-04-21  

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