研究課題/領域番号 |
12771240
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研究種目 |
奨励研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
外科系歯学
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研究機関 | 昭和大学 |
研究代表者 |
羽鳥 仁志 昭和大学, 歯学部, 講師 (20245814)
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研究期間 (年度) |
2000 – 2001
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研究課題ステータス |
完了 (2001年度)
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配分額 *注記 |
2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
2001年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
2000年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
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キーワード | ARF / MDM2 / p53 / RT-PCR / western blot / フローサイトメトリー |
研究概要 |
平成13年度・研究報告 p19/16ARF遺伝子導入扁平上皮癌細胞の性状解析 1.ARF遺伝子をヒト舌由来扁平上皮癌細胞株NAおよびHSC-4に導入し、MDM2のmRNA発現についてRT-PCR法にて解析した。その結果、両細胞群ともにMDM2mRNAの発現減弱傾向が認められた。 2.ARF遺伝子導入後の両細胞株におけるp53のmRNA発現についてRT-PCR法にて解析した結果、対照群と比較してp53mRNAの発現は増強傾向を示した。 3.同様にP53蛋白の発現についてwestern blot法にて検討した結果、ARF遺伝子導入株ではP53蛋白の発現増強が認められた。 4.ARF遺伝子導入細胞群の細胞増殖は対照群に比べ有意に抑制された。 5.フローサイトメトリーによる細胞周期の検討において、ARF遺伝子導入細胞群ではG1期の細胞比率が上昇していた。 以上の結果より、口腔扁平上皮癌細胞へのARF遺伝子導入により、MDM2阻害によるp53蓄積・安定化が示唆され、G1停止による細胞増殖抑制効果が認められた。
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