• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

摂食・嚥下障害に適した食品開発および分類

研究課題

研究課題/領域番号 12771301
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 矯正・小児・社会系歯学
研究機関昭和大学

研究代表者

浅里 仁  昭和大学, 歯学部, 助手 (40317566)

研究期間 (年度) 2000 – 2001
研究課題ステータス 完了 (2001年度)
配分額 *注記
2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
2001年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
2000年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
研究概要

昨年度に行った食品の分類((1)比較的破断応力が低いけれども粘性率は高いもの、(2)破断応力は(1)と同じだが粘性率は低いもの、(3)破断応力が大きく、粘性率が高いもの)に基づいて、3種類を被験食品とした。
舌圧の測定にあたっては、測定部位を口蓋の最深部とし、直径1cm、厚さ2mmの圧歪みセンサーを、厚さ3mmの即時重合型レジンで作成した床を用いた。
被験者はこの研究を理解し、同意をした20代の男性5名とした。被験者には実験4週間前から一日5時間以上レジン床を装着してもらい、キャリブレーションを行った。
測定は分類(1)、(2)、(3)の順に行い、一つの食品で5回ずつ行った。測定項目は最大圧、最大陰圧、圧積分値(圧開始から終了までの積分値)とした。解析はパーソナルコンピュータを用いて行った。
結果は、1).最大圧は破断応力が最も大きい被験食品(3)がいずれの被験者でも大きい値を示した。
2).隠圧は被験食品(1)と(2)で比較すると(1)の方が大きい値を示す被験者が多かったが、1名はあまり値に違いは認められなかった。
3).圧積分値は、被験食品によって一定の傾向は認められなかった。
以上の結果から、食品のかたさは舌でも同様に感じることができるが、付着性は個人差が多いのではないかと推察された。

報告書

(1件)
  • 2001 実績報告書

URL: 

公開日: 2000-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi