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ビデオ分析による超微量分子イオン化エレクトロスプレー開発と生体微小域解析への応用

研究課題

研究課題/領域番号 12771380
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 物理系薬学
研究機関広島大学

研究代表者

尾島 典行  広島大, 医学部, 助手 (20311805)

研究期間 (年度) 2000 – 2001
研究課題ステータス 完了 (2001年度)
配分額 *注記
500千円 (直接経費: 500千円)
2001年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
キーワードイオン化エレクトロスプレー / 質量分析計 / 生体成分分析
研究概要

生体微小域システムの分子種の同定やまた構成比を解析する超微量質量分析計(MS)のためのイオン化エレクトロスプレー(ESI)を開発する目的で研究を行った。まずこのようなスプレーを開発するために必要なイオン化過程の微小領域での高速可視化観察が可能なレーザー蛍光検出・高速ビデオ分析システムを構築した。構築した装置を用いて様々なイオン化スプレーを高速観察し、液滴の空間分布、イオン化効率などを評価することで既存のスプレーの問題点を明らかとすることができ、新たなスプレーの評価方法を確立することができた。またこの観測装置を真空槽内でのイオンビームの観察の応用し、効率的なイオン導入方法について検討することもできた。現在この方法で評価しながら新たなスプレーの開発を行っている。
またより広範な応用のために、超微量ESI-MSの前処理方法としてキャピラリー電気泳動(CE)を用いた場合の検討も行った。その検討の過程でCE法とマトリックス支援型レーザー脱離イオン化質量分析法を金属プレートを用いて組み合わせた非常に有用な分析方法を開発することができた。

報告書

(1件)
  • 2000 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 尾島典行,新垣知輝,山本高大,升島努^*: "Droplet Electro-Coupling Method of Capillary Electrophoresis and Matrix Assisted Laser Desorption Ionization Time of Flight Mass Spectroscopy and Its Application"Electrophoresis. (in press). (2001)

    • 関連する報告書
      2000 実績報告書

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公開日: 2001-04-01   更新日: 2016-04-21  

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