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哺乳類における内因性メラトニンのアトモル定量法開発と動態解析

研究課題

研究課題/領域番号 12771381
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 物理系薬学
研究機関九州大学

研究代表者

濱瀬 健司  九州大学, 大学院・薬学研究院, 助手 (10284522)

研究期間 (年度) 2000 – 2001
研究課題ステータス 完了 (2001年度)
配分額 *注記
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
2001年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2000年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
キーワードメラトニン / 松果体 / 微量分析
研究概要

1)マウス松果体を用いる分析法の評価
平成12年度に本研究課題で開発した方法が実際にマウス組織の内因性メラトニン定量に適用可能であることを示すため、マウス松果体を用いて分析法の評価を行った。ICRマウス松果体を用いて分析条件を検討した結果、酢酸エチルを用いる試料精製と逆相ミクロHPLCを組み合わせることで松果体試料中のメラトニン微量分析を可能とした。本法におけるマウス松果体に対する添加検量線は200amolから50fmolの範囲で相関係数0.999以上の良好な直線性を示し、日内変動は2.1%(RSD)、日間変動は3.2%(RSD)という良好な再現性が得られた。
2)マウス松果体及び種々の組織におけるメラトニン動態の解析
上記の方法を用い、これまで内因性メラトニン定量が不可能とされていた種々の系統のマウスについて、松果体メラトニン定量を行った。その結果、検討した全ての系統で内因性と考えられるメラトニンが認められ、その含量はICRが16.1fmol/松果体、BALB/cが7.4fmol/松果体、C57BLが6.1fmol/松果体、AKRが18.81fmol/松果体であった。また、AKR系統について松果体メラトニンの概日リズムを検討した結果、明期に最大値、暗期に最小値となるリズムが認められ、これらのマウス中におけるメラトニンリズムが正常な哺乳類とは異なる可能性が示された。

報告書

(2件)
  • 2001 実績報告書
  • 2000 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] T.Tomita,K.Hamase,H.Hayashi and K.Zaitsu: "Attomole analysis of melatonin by precolumn derivatization reversed-phase micro-HPLC"Chromatography. 22(1). 41-44 (2001)

    • 関連する報告書
      2000 実績報告書

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公開日: 2000-04-01   更新日: 2016-04-21  

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