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夫婦間暴力における地域での支援体制づくりに関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 12771491
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 基礎・地域看護学
研究機関福井医科大学

研究代表者

長谷川 美香  福井医科大学, 医学部, 講師 (90266669)

研究期間 (年度) 2000 – 2001
研究課題ステータス 完了 (2001年度)
配分額 *注記
1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
2001年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2000年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
キーワード暴力 / 女性 / 暴力体験尺度 / 地域 / 相談 / 夫婦
研究概要

配偶者・パートナーからの暴力体験を測定する『暴力体験尺度』を作成するため、「Index of Spouse Abuse-PASPH」「Index of Spouse Abuse-PASNP」「Abuse Assessment Screen」「Severity of Violence Against Women Scale」「Conflict Tactics Scale-Form N」「Conflict Tactics Scale-Form R」「Gondolf E. WによるD.V被害者スクリーニングのための質問」「草柳和之による暴力の分類」「東京都女性に対する暴力調査」「内閣府男女間における暴力に関する調査」「MacFarlaneによるスクリーニングのための質問」「エレン・ペンスによる暴力の分類」の11の先行研究を参考に、暴力体験に関する98の質問項目を抽出した。
これらの98項目を暴力の種類別に分類すると共に新たな質問項目を追加し、26項目からなる『暴力体験尺度』を作成した。
この尺度の妥当性を検討するため、日頃から暴力被害者の相談業務に携わっている精神科医、臨床心理士、カウンセラー、保健師、看護師、女性相談員の計9名の専門家に対し、質問紙及び面接調査を実施した。調査結果をもとに言葉の修正や項目の精選を行ない、「身体的暴力」6項目、「性的暴力」5項目、「社会・経済的暴力」6項目、「精神的暴力」6項目の4カテゴリー計23項目が妥当な質問項目であることが確認された。
現在、暴力を体験している女性の自助グループを支援している。今後は『暴力体験尺度』の信頼性を検証し、暴力の発生率や関連要因を明らかにすると共に、暴力被害者・加害者への個別インタビューを実施し、暴力被害者・加害者のQOLを高める支援方法を明らかにしていく。

報告書

(2件)
  • 2001 実績報告書
  • 2000 実績報告書

URL: 

公開日: 2000-04-01   更新日: 2016-04-21  

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