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心筋梗塞発症後の回復期における非監視型運動療法の現状と課題

研究課題

研究課題/領域番号 12771519
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 臨床看護学
研究機関浜松医科大学

研究代表者

稲勝 理恵  浜松医科大学, 医学部, 助手 (70313947)

研究期間 (年度) 2000 – 2001
研究課題ステータス 完了 (2001年度)
配分額 *注記
1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
2001年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2000年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
キーワード心臓リハビリテーション / 心筋梗塞 / 運動療法 / 回復期 / 外来看護
研究概要

研究目的:回復期心臓リハビリテーションプログラムに参加していない心筋梗塞患者が回復期に行う非監視型運動療法の現状と課題を、「運動の種類」「運動の強度」「運動の持続時間」「運動の頻度」「事故防止対策」の視点より明らかにする。
研究成果:静岡県西部地区にある回復期心臓リハビリテーションプログラム未施行の6総合病院で、心筋梗塞発症後2ヶ月以上4ヶ月未満を経過した外来通院中の45名の患者(男性30名女性15名、平均年齢69±12歳)を対象とし、運動療法の現状に関する質問紙調査を実施した。その結果、定期的に運動を実施している者は28名(62.2%)、実施していない者は17名(37.8%)であり、以下のことが明らかとなった。回復期心臓リハビリテーションプログラムに参加していない心筋梗塞患者による非監視型運動療法は、運動強度、運動負荷量、事故防止行動の点で安全性と有効性が高いとは言いがたく改善の必要性が認められた。医療の効率化により入院期間が短縮されるなか、現状を把握したうえでの効果的な指導が外来看護に求められており、運動強度に関する適切な理解と実施、過度の運動負荷量の予防、患者各々の処方薬への意識の向上、運動開始前の体調確認及び準備・整理運動の実施にむけた援助の必要性が示唆された。さらには、今後も高齢化がますます進む状況が予想され、高齢者を含めた高リスク患者の安全かつ有効的な運動療法の実施にむけ、個々の病態及びADLレベルにあわせた個別の指導内容の設定も必要と考えられる。

報告書

(2件)
  • 2001 実績報告書
  • 2000 実績報告書

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公開日: 2000-04-01   更新日: 2016-04-21  

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