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医学・医療の分野への科学の人類学の方法論の適用

研究課題

研究課題/領域番号 12780003
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 科学技術史(含科学社会学・科学技術基礎論)
研究機関山口大学

研究代表者

川崎 勝  山口大学, 医学部, 助教授 (70253177)

研究期間 (年度) 2000 – 2001
研究課題ステータス 完了 (2001年度)
配分額 *注記
900千円 (直接経費: 900千円)
2001年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワード科学の人類学 / 参与観察 / 身体観 / 医療者としてのセルフイメージ
研究概要

「科学の人類学」的アプローチは近年の科学論の分野で最も注目されている新アプローチ方のひとつである。そして、このアプローチの有効性を検証するために同アプローチを医学・医療の分野に適用することが本研究の主目的である。このため、本年度の研究においては、昨年度に引き続き「科学の人類学」の方法論の中核をなす参与観察を行い、その後、得られた成果に対して考察を加えた。
具体的には、まず、昨年度に引き続き山口大学医学部生の講義、実習、演習に参加すると同時に、受講前と受講後の学生の意見を聞き取り調査した。同時に、医学生が用いている標準的テキストに対してテキスト・クリティークの手法を用いて分析を加え、さらに、医師免許取得後10年程度の医師に関してもインタビューを行った。
ついで、考察に一般性を持たせるため、他大学の医学部生へのインタビューならびに、(臨床系の医師と比較のため)基礎医学の研究をメインとする教官やコメディカルに対するインタビューと参与観察を行った。
最後に、これまでに得られたデータを元に、医師集団(とその予備軍)に対する「連関」概念を鍵概念とした分析を施した。この成果は近日中に、科学論の分野の学会誌に投稿予定である。

報告書

(2件)
  • 2001 実績報告書
  • 2000 実績報告書

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公開日: 2001-04-01   更新日: 2016-04-21  

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