研究課題/領域番号 |
12780120
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研究種目 |
奨励研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
教育工学
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研究機関 | 東京学芸大学 |
研究代表者 |
櫨山 淳雄 東京学芸大学, 教育学部・第3部, 助教授 (70313278)
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研究期間 (年度) |
2000 – 2001
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研究課題ステータス |
完了 (2001年度)
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配分額 *注記 |
2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
2001年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
2000年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
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キーワード | グループ学習支援 / ソフトウェア工学教育 / インターネット / CSCW / CSCL |
研究概要 |
本研究では、大学におけるグループによる情報システムの設計・開発演習教育を支援するシステムの研究開発と、その実授業への適用を通して有効性の確認を行うことを目的としている。昨年度の適用経験から、成果物間の連携の強化、コミュニケーションの1形態であるインスペクションと呼ばれる教授者と学習者による、作成成果物に関する討議を支援するプロセスの支援が重要であることが明らかになった。この知見をもとに、今年度は以下のことに重点を置き、研究開発を進めた。 ・成果物に対するコメント記述が行え、それを成果物と関連付けて管理する。 ・インスペクションには一連の流れがあるが、そのプロセスをシームレスに支援するとともに、教授者が状況把握をするための機能(状況表示アウェアネスと構成情報管理)を実現する これらの機能を組み込んだ支援システムを実際の演習授業(実施期間:3ヶ月、5グループ(1グループ3人))に適用した。 その結果昨年度までの問題点は解決できたが、構成情報の把握に関しては、学習者は、我々の想定したモデルには従わず、さらなる検討が必要であることがわかった。
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