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量的手法と質的手法を統合した授業分析の方法論に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 12780122
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 教育工学
研究機関名古屋大学 (2001)
上越教育大学 (2000)

研究代表者

柴田 好章  名古屋大学, 大学院・教育発達科学研究科, 助教授 (70293272)

研究期間 (年度) 2000 – 2001
研究課題ステータス 完了 (2001年度)
配分額 *注記
2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
2001年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2000年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
キーワード授業分析 / 授業研究 / 量的手法 / 質的手法 / 逐語記録 / 研究手法 / 開発研究 / 教育工学
研究概要

本研究では、以下の3点を目的とした。
(1)子どもの思考や問題解決の特徴を質的に分析するための支援となる量的分析手法の開発。
(2)量的手法を中心とする定式的な分析手法による知見の共有・蓄積の可能性の検討。
(3)授業逐語記録と、授業の他の記録、および量的分析結果等を統合的かつ質的に検討できる授業分析支援システムの構築。
(1)に関しては、1単元など、比較的長期にわたる個の学習過程の特徴を量的に分析するための手法の開発をめざし、まずその前提となるデータの特性、分析手法に求められる要件について明らかにした。また、既存の統計学の手法を試験的に適用し、個の学習過程を分析するための量的手法の可能性や課題を明らかにした。
(2)に関しては、主として質的手法をもちいて行われる授業分折の過程を、量の側面からとらえなおし、量的手法と結びつく契機があることを確認した。そして、量的手法を結びつけることによって、知見の共有・蓄積の可能性を広げることを構想した。
(3)に関しては、コンピュータのサーバ上に、授業の言語的な記録や映像記録や量的手法による分析結果を蓄積しこれらを表示しながら統合的に分析を行うことができるような環境を設計した。

報告書

(2件)
  • 2001 実績報告書
  • 2000 実績報告書
  • 研究成果

    (4件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (4件)

  • [文献書誌] 柴田 好章: "授業における発言語の出現頻度に着目した分節間の関連構造の研究"考える子ども. 265. 28-36 (2001)

    • 関連する報告書
      2001 実績報告書
  • [文献書誌] 柴田 好章: "授業における個の学習過程の分析手法に関する研究"日本教育工学会第17回大会講演論文集. 313-314 (2001)

    • 関連する報告書
      2001 実績報告書
  • [文献書誌] 柴田 好章: "質的手法と量的手法を統合した個の学習過程の分析手法"日本教育工学会研究報告集. JET02-1. 17-22 (2002)

    • 関連する報告書
      2001 実績報告書
  • [文献書誌] 柴田 好章: "授業分析における量的手法と質的手法の統合に関する研究"風間書房. 202 (2002)

    • 関連する報告書
      2001 実績報告書

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公開日: 2000-04-01   更新日: 2016-04-21  

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