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遠隔共同学習を成立させるためのマネジメントの研究

研究課題

研究課題/領域番号 12780123
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 教育工学
研究機関静岡大学

研究代表者

堀田 龍也  静岡大学, 情報学部, 助教授 (50247508)

研究期間 (年度) 2000 – 2001
研究課題ステータス 完了 (2001年度)
配分額 *注記
2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
2001年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
2000年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
キーワード遠隔共同学習 / 交流学習 / 情報教育 / カリキュラム / マネジメント
研究概要

本研究においては,インターネット等を経由して遠隔の学校間で情報を交換しながら行われる学習活動が,確実に共同学習として成立するためのさまざまな要件を整理し,敷居が低く汎用的な遠隔共同学習サイトのマネジメント手法について明確にすることを研究の目的としている。具体的には,遠隔共同学習のために必要となる電子掲示板システムやインタフェイスだけでなく,学習課題,学習材,人的リソース,マネジメントのための組織などについて提案し,全国の学校が遠隔共同学習に参加する段階で現実的に寄与するモデルを提出することを目指しており,ハードウェアやソフトウェアとしてよりも,遠隔共同学習を成功させるためのマネジメントを教育工学的手法で明らかにしていくことに特徴がある。
研究は,次のように研究を進めてきた。
(1)遠隔共同学習に関する成功・失敗事例の調査および要因の分析・日本教育工学会およびその研究会等で発表されてきた論文,100校プロジェクト/Eスクエア,こねっと・プラン等の実践報告書のうち,特に小学校を対象とした遠隔共同学習の実践事例について調査・分析を行った。分析の観点については,遠隔共同学習における学習内容,運用形態,運用組織などとした。また,海外の運用事例について,カナダ・ブリティッシュコロンビア州のギャラクシークラスルームなどのシステム・運用形態についての訪問調査を行った。
(2)上記の分析・調査結果をもとに,遠隔共同学習の実践の分類と,そこで利用されている機能についてまとめた。本論文は,教育システム情報学会に投稿し採録された。また,この知見をもとに,遠隔共同学習を支える機能モジュールの開発を手がけた。サイト運営のノウハウも見いだせた。

報告書

(2件)
  • 2001 実績報告書
  • 2000 実績報告書
  • 研究成果

    (15件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (15件)

  • [文献書誌] 堀田龍也: "小学校での現実的な利用条件に配慮した遠隔共同学習システムの開発"教育情報研究. 15-4. 43-50 (2000)

    • 関連する報告書
      2001 実績報告書
  • [文献書誌] 稲垣忠, 堀田龍也ほか: "学校間交流学習を促進する教師コミュニティの形成過程"教育メディア研究. (採録決定).

    • 関連する報告書
      2001 実績報告書
  • [文献書誌] 稲垣忠, 堀田龍也ほか: "学校間交流実践の類型とコミュニケーション・ツールの関係性"教育システム情報学会誌. 18-3. 297-307 (2001)

    • 関連する報告書
      2001 実績報告書
  • [文献書誌] Tatsuya HORITA, Jun TAKAHASHI: "Development of Portal Site for Japanese Schools to Popularize ICT Education Practices"Proceedings of ICCE2001. ICCE2001. 1665-1666 (2001)

    • 関連する報告書
      2001 実績報告書
  • [文献書誌] 高橋純, 堀田龍也: "テレビ会議システムと併用することを前提とした子ども向け電子掲示板の設計"日本科学教育学会研究報告集. 15-1. 37-42 (2000)

    • 関連する報告書
      2001 実績報告書
  • [文献書誌] 堀田龍也: "テレビ会議システムによる学校間交流における教師の役割"日本科学教育学会研究報告集. 15-1. 31-36 (2000)

    • 関連する報告書
      2001 実績報告書
  • [文献書誌] 堀田龍也, 椿原正和編著: "知ってトクする"情報教育"の基礎基本"明治図書. 50 (2001)

    • 関連する報告書
      2001 実績報告書
  • [文献書誌] 堀田龍也: "小学校での現実的な利用条件に配慮した遠隔共同学習システムの開発"教育情報研究. 15-4. 43-50 (2000)

    • 関連する報告書
      2000 実績報告書
  • [文献書誌] 堀田龍也: "テレビ会議システムによる学校間交流における教師の役割"日本科学教育学会研究報告集. 15-1. 31-36 (2000)

    • 関連する報告書
      2000 実績報告書
  • [文献書誌] 高橋純,堀田龍也: "テレビ会議システムと併用することを前提とした子ども向け電子掲示板の設計"日本科学教育学会研究報告集. 15-1. 37-42 (2000)

    • 関連する報告書
      2000 実績報告書
  • [文献書誌] J.NAKAHARA,T.HORITA, et.al.: "What Kind of Interaction and Reflection Emerged in a Teacher's Learning Community?"Proceedings of ICCE2000. ICCE2000. 1-8 (2000)

    • 関連する報告書
      2000 実績報告書
  • [文献書誌] 潟辺美由紀,堀田龍也 ほか: "学習環境構成と教師の意図に関する継続的分析"日本教育工学会誌. 24-suppl. 153-157 (2000)

    • 関連する報告書
      2000 実績報告書
  • [文献書誌] 中原淳,堀田龍也 ほか: "教師の学習共同体としてのCSCL環境の開発と質的評価"日本教育工学会誌. 24-3. 161-171 (2000)

    • 関連する報告書
      2000 実績報告書
  • [文献書誌] 堀田龍也 編・監修: "君も情報名人 しらべて,まとめて,発信しよう(全4巻)"汐文社. 128 (2001)

    • 関連する報告書
      2000 実績報告書
  • [文献書誌] 堀田龍也 監修: "パソコン名人になろう(レベル1)"サンマーク出版. 135 (2001)

    • 関連する報告書
      2000 実績報告書

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公開日: 2000-04-01   更新日: 2016-04-21  

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