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第2言語としての日本語のテンス・アスペクト習得に関する基礎研究

研究課題

研究課題/領域番号 12780167
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 日本語教育
研究機関九州大学

研究代表者

小山 悟  九大, 講師 (50284576)

研究期間 (年度) 2000 – 2001
研究課題ステータス 完了 (2001年度)
配分額 *注記
2,400千円 (直接経費: 2,400千円)
2001年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2000年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
キーワード第2言語習得 / テンス / アスペクト / 母語 / 縦断研究 / 横断研究 / 学習環境
研究概要

今年度は以下の2つの研究を行った。
<研究I> 成人日本語学習者のテンス・アスペクトの習得に関する縦断研究
1.九州大学に在籍する留学生の中から、日本滞在歴1カ月以内で、母国での日本語学習歴が3カ月以内の日本語学習者の中から、今後2年以上九大に在籍する予定の中国語話者1名、韓国語話者1名を選び、調査への協力を依頼した。
2.10日に1度の間隔で、毎回およそ1時間のインタビューを行い、発話データの収集を行った。(インタビュー内容は被験者の許可をとった上ですべて録音・録画した)
3.データはすべて文字化をした。
<研究II> 学習者の母語や学習環境の違いがテンス・アスペクトの習得に与える影響に関する研究
1.九州大学留学生センターで実施している初級日本語クラスの学習者全員に「10年前の私、今の私、10年後の私」というタイトルで作文を書かせてデータの収集をした。
2.同様のデータを2人の研究協力者を通じて、中国国内の大学と韓国国内の大学でも収集した。
3.収集したデータを研究Iと同様にすべて文字化を行った。
※二つの調査を通じて収集したデータは、ほぼ全てコンピューターへの入力作業は終了し、現在は調査結果の分析に入っている。今後はまず、前回の研究で立てた仮説を検証し、その上で(1)横断データで観察された発達順序が縦断研究でも同様に観察されるのか、また(2)学習者の母語や学習環境の違いは発達順序に影響を与えるのか、という2点について検証を行う予定である。

報告書

(1件)
  • 2000 実績報告書

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公開日: 2000-04-01   更新日: 2016-04-21  

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