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ページ変換キャッシュの効率化に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 12780199
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 計算機科学
研究機関電気通信大学

研究代表者

鈴木 貢  電気通信大学, 電気通信学部, 助手 (50272753)

研究期間 (年度) 2000 – 2001
研究課題ステータス 完了 (2001年度)
配分額 *注記
1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
2001年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
2000年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
キーワードページ参照パターン / ページ変換キャッシュ / データアクセスパターン / 予想器 / 散逸的メモリアクセス / ページ変換キャシュ / TLB / メモリ管理ユニット / ミスヒット / プローブ効果
研究概要

本年度は、引き続きアプリケーションのデータアクセスについてのページ参照軌跡を記録の手法について、調査・検討・実装を行ない,データを収集した。
当初の目標であった実時間的なページ参照軌跡の記録を断念し,オペレーティングシステム(OS)のロギングの機能を使って、データを収集するように方針を変更したが,OSの制約のために実行できない調査対象プログラムがあることが判った.そこで,同じMIPS系のアーキテクチャのプロセッサ向けのシミュレータSimpleScalarを用いてプログラムのユーザ状態での参照軌跡のデータ収集を行う手法を検討し,実装した.
そして,収集したデータに対する解析を試みた.最終的な目標であるページ変換キャッシュの「はずれ」の予想について,分岐予測の手法の応用等を試みたが,現状では有効な方法を見出せていない.この目標については,今後も継続的に研究を続けていく.
それと平行してIA64アーキテクチャのイベント計測機能と投機的記憶参照機能を活用して,ページ変換キャッシュのはずれのオーバヘッドを計測し,それを軽減するような言語処理系レベルでの工夫を検討し,その中間成果を発表した.(このために科学技術振興調整費「並列化コンパイラ向けインフラストラクチャの研究」の補助で調達した機材も活用した.)

報告書

(2件)
  • 2001 実績報告書
  • 2000 実績報告書
  • 研究成果

    (4件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (4件)

  • [文献書誌] 斎藤鐵男, 鈴木貢, 渡辺坦: "非循環グラフにおける支配関係の簡潔な検出算法"情報処理学会 論文誌プログラミング. 43・SIG1. 48-59 (2001)

    • 関連する報告書
      2001 実績報告書
  • [文献書誌] 朴, 小林, 鈴木貢, 渡辺坦: "述語付き命令を持つ計算機における条件変換の静的最適化方式"情報処理学会、計算機アーキテクチャー研究会報告. 147・18. 103-108 (2002)

    • 関連する報告書
      2001 実績報告書
  • [文献書誌] 松本岳大, 鈴木貢, 渡辺坦: "条件分岐を含むソフトウェアパイプライユング"情報処理学会、計算機アーキテクチャ、研究会報告. 142・20. 115-120 (2001)

    • 関連する報告書
      2001 実績報告書
  • [文献書誌] 前田洋一, 楯岡孝道, 鈴木貢, 阿部公輝: "Sopcボードを使ったコンピュータシステムの設計実装およびネットワーク実験への応用"情報処理学会, 計算機アーキテクチャ, 研究会報告. 146-14. 79-84 (2002)

    • 関連する報告書
      2001 実績報告書

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公開日: 2000-04-01   更新日: 2016-04-21  

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