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複雑な3次元線状構造分類のための画像特徴量に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 12780260
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 知能情報学
研究機関名古屋大学 (2001)
宇都宮大学 (2000)

研究代表者

目加田 慶人  名古屋大学, 大学院・工学研究科, 助教授 (00282377)

研究期間 (年度) 2000 – 2001
研究課題ステータス 完了 (2001年度)
配分額 *注記
2,400千円 (直接経費: 2,400千円)
2001年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
2000年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
キーワード線図形解析 / 医用画像処理 / 分岐 / 肺 / 3次元画像処理
研究概要

「複雑な3次元線状構造分類のための画像特徴量」に関する基礎的な検討のために,木構造をもつ線図形として,肺血管を取り上げそれの解析を進めた.
近年,X線CT装置の発達により,人体内部の構造を精細に表す3次元画像が容易に得られるようになった.これに伴い,膨大な量にのぼるこれら3次元画像の診断を,計算機で支援しようとする研究が活発化している.肺腫瘤の質的診断において,病変部とその周辺組織との関連を明確にすることが重要とされている.肺野末梢に生じた悪性腫瘍(特に腺がん)においては,腫瘍の成長によって腫瘍付近の血管・気管支などの組織が腫瘍に引き込まれる「集束」と呼ばれる現象が多く見られる.局所的にこの集束を定量化する試みは今までにも存在しているが,集束が存在しない症例の正常血管を集束性血管と判定する恐れがあった.
本年度は肺動・静脈自動認識のための基礎検討として,領域拡張法を用いた認識手法について行った.本手法では肺門部付近の肺動・静脈に領域拡張の開始点を設定し,そこから領域拡張法を用いて抽出を行う.その結果,領域拡張法を単純に用いる手法では問題点が存在することが分かった.またさらに,領域拡張法を用いて肺動・静脈を認識する手法と,その結果から分かった問題点改善のためのキースライス認識手法について検討を行った.

報告書

(2件)
  • 2001 実績報告書
  • 2000 実績報告書
  • 研究成果

    (4件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (4件)

  • [文献書誌] 縄巻輝久: "3次元線状図形解析による肺腫瘤鑑別支援"電子情報通信学会 ヒューマンコミュニケーション基礎研究会. 36. 1-6 (2001)

    • 関連する報告書
      2001 実績報告書
  • [文献書誌] 目加田慶人: "人体の仮想観察に基づく診断支援"平成13年度電気関係学会東海支部連合大会講演論文集. S49-S50 (2001)

    • 関連する報告書
      2001 実績報告書
  • [文献書誌] 山口知章: "3次元胸部X線CT像からの肺動脈・肺静脈の自動認識のためのキースライス推定に関する基礎的検討"電子情報通信学会 医用画像研究会. 68. 59-64 (2002)

    • 関連する報告書
      2001 実績報告書
  • [文献書誌] 縄巻輝久: "3次元線状図形解析による肺腫瘤鑑別支援"電子情報通信学会 ヒューマンコミュニケーション基礎研究会. (2001)

    • 関連する報告書
      2000 実績報告書

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公開日: 2000-04-01   更新日: 2016-04-21  

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