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意味解析用辞書の構築における用例分析プラットホームに関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 12780265
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 知能情報学
研究機関独立行政法人国立国語研究所

研究代表者

山口 昌也  独立行政法人国立国語研究所, 研究開発部門・第一領域, 研究員 (30302920)

研究期間 (年度) 2000 – 2001
研究課題ステータス 完了 (2001年度)
配分額 *注記
1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
2001年度: 400千円 (直接経費: 400千円)
2000年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
キーワード意味解析用辞書 / 多義語 / 結合価パターン / 分類支援 / 用例データベース / 語義分類規準
研究概要

本年度は,以下のような研究を行った。
用例管理システム,および,検索支援システムの実現:前年度設計を行った用例管理データベースを実装した。さらに,大規模なテキストデータベースから対象用例を高速に検索するために,検索支援システムを新たに設計・実現した。
予備的な用例分類実験の実施:予備的な用例分類実験を実施した。規模は,対象語数(日本語多義動詞)3,被験者数7名,分類用例数50(各動詞,各被験者)である。実験の結果に基づいて用例をクラスタリングした結果は,おおむね妥当なものであったが,被験者の分類の手間が大きいという問題が判明した。
用例分類支援方式の見直し:用例分類支援方式の見直しを行った。主として,用例分類の手間を減らす実験方法の考案,用例分類結果収集システムのインターフェースの改善である。
用例分類実験の実施,および,評価:上記の見直しに基づいて,用例分類実験を再度実施した。規模は,対象語数(日本語多義動詞)10,被験者数22名,分類用例数50(各動詞,各被験者)である。この用例分類結果に基づき,用例のクラスタリングを行った。評価は,既存の辞典と比較することにより行い,語義の階層構造の面から妥当な結果が得られていることがわかった。今後の課題としては,意味的曖昧性解消システムへの適用などにより,クラスタリング結果を定量的に評価することである。

報告書

(2件)
  • 2001 実績報告書
  • 2000 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] 山口昌也: "多義動詞用例の分類結果に基づいた語義の規定手法"情報処理学会研究報告2001-NL-142. 2001・20. 67-74 (2001)

    • 関連する報告書
      2001 実績報告書
  • [文献書誌] 山口昌也, 田中牧郎: "言語研究のための構造化テキストと検索支援システム-「太陽コーパス」を例として-"国語学会春季大会要旨集. (2002)

    • 関連する報告書
      2001 実績報告書
  • [文献書誌] 山口昌也: "多義動詞用例の分類結果に基づいた語義の規定手法"情報処理学会研究報告2001-NL-142. 2001・20. 67-74 (2001)

    • 関連する報告書
      2000 実績報告書

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公開日: 2000-04-01   更新日: 2016-04-21  

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