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広域で利用可能なコンテクストを理解する情報システムの構築

研究課題

研究課題/領域番号 12780311
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 情報システム学(含情報図書館学)
研究機関奈良先端科学技術大学院大学

研究代表者

羽田 久一  奈良先端科学技術大学院大学, バイオサイエンス研究科, 助手 (00311788)

研究期間 (年度) 2000 – 2001
研究課題ステータス 完了 (2001年度)
配分額 *注記
2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
2001年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2000年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
キーワード位置情報 / ユビキタスコンピューティング / モバイルコンピューティング / コンテクスト依存 / GPS / 実空間ネットワーク / 位置情報システム / 行動理解 / モバイルインターフェース
研究概要

モバイルコンピューティングやユビキタスコンピューティングが一般化するにつれ、ユーザの行動をサポートするために、コンテクストを理解するシステムが求められている。本研究ではユーザが情報検索などのようにおなじような動作を行った場合にも、検索を行っている時間や場所などにより、その目的が変化することに着目し、これをユーザのコンテクストと定義した。
ユーザのコンテクストを表現するために、位置情報および時刻を用いたシステムを開発した。
過去の研究において、位置情報を用いたコンテクスト表現では、屋内を対象としたものが多く、広域性にかけている。本システムでは屋外での利用を想定したシステムとして、高精度なGPSを位置情報源として利用したシステムを構築した。
GPSを用いることにより、屋外においてもLocation Awareあるいは、Context awareなシステムを構築することが出来る。本研究では、主に高精度な測位システムおよび、位置情報の取り扱いについての研究を行った。
GPSにおける位置情報の精度はおよそ10m程度といわれており、人間サイズでのサービスを提供するためには、補正が欠かせない。そこで、情報検索やメッセージの交換のみならず、補正情報においても、インターネットを用いた伝達を行うことにより、高精度な位置情報を提供するシステムを構築した。
システムは、位置情報を中心にした個人の情報を取り扱うバックエンドサーバおよび、無線LANおよびGPSを装備した端末から構成される。これらはそれぞれUNIXにより動作しており、Location Awareなアプリケーションを動作させ、ユーザの位置に応じたサービスを提供する。
サンプルアプリケーションとしては、位置情報と結合したリマインダを構築したが、今後はさらなるアプリケーションの構築を行っていく予定である。

報告書

(2件)
  • 2001 実績報告書
  • 2000 実績報告書

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公開日: 2000-04-01   更新日: 2016-04-21  

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