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消費行動に配慮した流通業における化学物質管理システムの設計

研究課題

研究課題/領域番号 12780422
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 環境保全
研究機関大阪大学

研究代表者

恒見 清孝  大阪大学, 大学院・工学研究科, 助手 (20322175)

研究期間 (年度) 2000 – 2001
研究課題ステータス 完了 (2001年度)
配分額 *注記
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
2001年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
2000年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
キーワード化学物質 / リスク / 管理システム / PRTR / エコラベル / リスクランキング
研究概要

化学物質の適切な管理を行うためには、化学物質の多様な有害性に由来するリスクについて、ライフサイクル全般にわたって総合的な安全管理を進めていくことが重要である。そこで、事業者が化学物質の管理システムを構築する際に参考となるチェックリストを作成し、リスクに対するマネジメントの意思決定を支援するシステムの構築をめざした。まず、リスクに関するアンケート調査を有識者に対して行い、リスクを幅広く理解している個人やリスク対応の部署を持つ組織にとっては、チェックリストを利用して事業者自らがリスクマネジメントの自己組織化が可能なものを作成することで対応できるが、リスク観がない個人やリスク対応の部署を持たない組織には、リスク認知を向上させる観点から一定の方向性をもつ手引書を用意することが望ましいことが判明した。その結果、まず製造・流通時に取り扱う化学物質について、その危険性や毒性についての情報を提供するとともに、リスクアセスメントに関する手順の提示と不確実性の解釈、リスクマネジメントの手順の提示と主体の置かれた立場、状況に応じたマネジメント方法のコンサルティング、さらに周辺地域の住民とのリスクコミュニケーションの手順と方法を状況に応じてコンサルティングできる支援システムを設計した。この成果をシステムとして構築することによって、事業者が自主的な化学物質管理活動の促進を図ることを支援することが可能になり、地域においても未然防止のリスク対応の方向性を支援することが可能となる。

報告書

(2件)
  • 2001 実績報告書
  • 2000 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 恒見 清孝: "環境リスク対応型の意思決定支援システムの全体構造のデザイン"日本リスク研究学会研究発表会講演論文集. 第14巻. 111-116 (2001)

    • 関連する報告書
      2001 実績報告書

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公開日: 2000-04-01   更新日: 2016-04-21  

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