• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

生物活性物質の集積化による活性増強現象に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 12780436
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 生物有機科学
研究機関静岡大学

研究代表者

有本 博一  静岡大学, 理学部, 助教授 (60262789)

研究期間 (年度) 2000 – 2001
研究課題ステータス 完了 (2001年度)
配分額 *注記
2,400千円 (直接経費: 2,400千円)
2001年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
2000年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワード集積体 / オリゴマー / 生物活性 / 集積化 / ポリマー / 医薬品 / バンコマイシン / 耐性菌
研究概要

生物活性物質の集積化による活性増強を目指して研究を進めた。前年度までの成果でバンコマイシンオリゴマーが受容体(細胞壁中間体)へ強く結合することが示唆された。
本年度は、従来おこなってきた開環メタセシス重合法以外のオリゴマー合成法を探索する検討をおこなった。すなわち、あらかじめ重合分布を制御して合成された反応性高分子にリガンド分子を導入した。反応性高分子としてはポリアクリレート、デンドリマー等を用いることができる。従来法と異なり、いくつかの利点があげられる。比較的分子量分布が整った物質が合成できること、ポリマー鎖の物理的性質によって水溶性等活性発現に変化が期待できることが例示される。実際の検討はバンコマイシンを用い、還元的アルキル化反応による修飾で末端アミノ基を有する誘導体に変換した。これを、あらかじめヒドロキシスクシンイミドエステルとした高分子と反応させた。本反応の効率は充分でなく、今後さらなる検討が必要である。現在までに得られたサンプルについては抗菌活性を測定予定である。
また、新規生物活性物質の探索が間接的に集積体デザインの幅を広げると考え、ハチ毒に含まれる麻痺性物質の分離精製を進めた。

報告書

(2件)
  • 2001 実績報告書
  • 2000 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] Hirokazu Arimoto et al.: "Affinity of a vancomycin-polymer with Bacterial Surface Models"Tetrahedron Letters. (印刷中). (2001)

    • 関連する報告書
      2000 実績報告書

URL: 

公開日: 2000-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi