研究課題/領域番号 |
12800004
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研究種目 |
特別研究促進費
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | (財)癌研究会 |
研究代表者 |
小池 克郎 財団法人癌研究会, 癌研究所・遺伝子研究施設部, 部長 (30085625)
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研究分担者 |
浅島 誠 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (00090564)
宮島 篤 東京大学, 分子細胞生物学研究所, 教授 (50135232)
新井 賢一 東京大学, 医科学研究所, 教授 (00012782)
杉野 明雄 大阪大学, 微生物病研究所, 教授 (90231737)
伊藤 嘉明 京都大学, ウイルス研究所, 教授 (80004612)
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研究期間 (年度) |
2000 – 2001
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研究課題ステータス |
完了 (2001年度)
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配分額 *注記 |
19,200千円 (直接経費: 19,200千円)
2001年度: 19,200千円 (直接経費: 19,200千円)
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キーワード | 先端生命科学 / アジア環太平洋地域 / 分子生物学ネットワーク(A-IMBN) / ゲノミックス / プロテオミックス / 国際共同研究 / ゲノム情報 / プロテオーム |
研究概要 |
本研究は、アジア環太平洋地域における風土病(地域に共通した疾病)の発症予防と治療の為に、先端生命科学分野での研究を速やかに展開させるべく、研究プロジェクトについての調査研究と共同研究を計画する。この為に、アジア環太平洋地域の国際分子生物学ネットワーク(A-IMBN)の代表的研究者との情報の交換、研究試料の収集と共用、研究者交流を頻繁に行い、効率的かつ経済的に遂行する。その結果、日本の研究者がアジア環太平洋地域において貢献する。 本年度は、アジア環太平洋地域において重点的に取り上げるべきテーマについて、班員が国内外での研究調査を発展させた。その結果、下記の4つの分野での先端生命科学研究の緊急性と重要性が提起された。 1.感染症と免疫でのゲノミックス 2.がんのゲノミックス、プロテオミックス 3.ト遺伝子多型 4.ゲノム創薬、細胞治療のバイオテクノロジー また本研究では、先端生命科学の展開に向けた調査研究と同時に、外国研究者も参加した新しい研究システムを構築する為に、下記の様なA-IMBNを核とした研究者の交流を行い、共同研究を企画、遂行した 1.研究成果発表、研究調査、研究交流を目的とし、平成13年11月に台北で行ったA-IMBN国際会議を支援した。 2.平成13年7月に京都で、国際発生生物学会のサテライトシンポジウムとして行われたA-IMBNのシンポジウムを支援した。 3.平成3年10月・京都で、日本生化学会で行われたシンポジウムを支援した。 4.平成14年3月には、シンガポール/日本の国際シンポジウムを開催した。 5.将来の本格的国際共同研究の為の基盤作りと情報ネットワークの整備を進めた。 6.本研究の班員とシンガポール分子細胞生物学研究所の研究者の相互交流が頻繁に行なわれ、共同研究計画が立案された。その結果、平成14年4月には、シンガポール分子細胞生物学研究所に班員の研究室がオープンする。
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