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振動応答など非侵襲手段を用いた関節病変評価の研究

研究課題

研究課題/領域番号 12832014
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究機関東京大学

研究代表者

赤居 正美  東大, 医学部附属病院, 講師 (80143452)

研究分担者 白崎 芳夫  工業技術院機械技術研究所, 主任研究官
研究期間 (年度) 2000 – 2002
研究課題ステータス 完了 (2001年度)
配分額 *注記
3,600千円 (直接経費: 3,600千円)
2001年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2000年度: 3,100千円 (直接経費: 3,100千円)
キーワード関節拘縮 / 骨・軟部組織 / 廃用性変化 / 物理的刺激 / 電気刺激 / 生体力学的解析
研究概要

本年(平成12年)度は3年間にわたる研究期間の初年度に当たり、まず
1,粘弾性測定により小関節における関節拘縮の程度を測定するシステムを構築した。加振器とインピーダンスヘッドからなる装置に信号ジェネレーターと制御ソフトを組み込んだパソコンから振動を加え、生じた振動応答をFFTアナライザを介して分析を行うものである。ただし加振器との間にアンプを必要としたり、固定ジグを追加したりと、問題点を生じている。
2,ラット膝拘縮モデル(大腿骨・下腿骨を皮下に縫縮し、膝関節の屈曲拘縮を作製)を用い、ある時期から縫縮糸を外し、拘縮改善がどのように進行するかを検討している。経時的に膝を含む大腿骨と下腿骨を一塊として摘出し、拘縮角度を計測、次いで力学的解析として粘弾性測定装置(機械技術研究所に保有済み)による強制振動応答を行って、実験群と対照群を比較している。
3,ここ2年間行ったラットの年齢と骨塩量、骨梁構造との関連に関する解析を発表した。関心領域での骨密度の計測解析をDEXA式骨塩定量装置(保有、済み)とpQCT(機械技術研究所に設置済み)を対比して検討している。
4,平成13年1月1日付で国立身体障害者リハビリテーションセンター研究所へ異動したため、13年度以降は、これまで通りの実験を続けるのは困難な見込み。

報告書

(1件)
  • 2000 実績報告書
  • 研究成果

    (4件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (4件)

  • [文献書誌] 林和彦: "関節拘縮における骨の力学的特性と骨密度の経時変化"日本バイオレオロジー学会誌. 14(3). 94-98 (2000)

    • 関連する報告書
      2000 実績報告書
  • [文献書誌] 赤居正美: "筋骨格系に対ずるメカニカルストレスの効果"現代医療. 32(6). 1484-1489 (2000)

    • 関連する報告書
      2000 実績報告書
  • [文献書誌] 薄葉真理子: "低出力レーザーによる拘縮した関節包の粘弾性の増加"日本生体電気刺激研究会誌. 14. 19-22 (2000)

    • 関連する報告書
      2000 実績報告書
  • [文献書誌] 赤居正美: "電磁場への生体作用;基礎研究の最近の動向"Medical Rehabilitation. (印刷中).

    • 関連する報告書
      2000 実績報告書

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公開日: 2000-04-01   更新日: 2016-04-21  

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