研究概要 |
平成12年度は初年度として機器の整備と操作そしてソフトの習熟等にあたり、また運動関連脳電位の研究を継続した。脳の三次元解析は当院の放射線科において前額断にてT2にて正常人において画像構成が可能となった。サイナポイント(NEC社製)によりダイポール推定ソフト(日本GEマルケットメデイカルシステムズ社製)よる正常人の脳電位の記録について機器の操作および電極装着に習熟した。アタマップII(キッセイコムテック社製)を本助成とは独自に購入し継時的な頭皮上の脳電位の変化をトポグラフィーにて表示できるようにした。臨床報告としては従来の報告にしたがい(1)、運動後成分の発生源の検討を重度な感覚障害の2症例における検討をおこない補足感覚運動野が発生源として可能性を指摘した(2)。また、先天性小脳奇形における運動関連脳電位および体性感覚誘発電位の検討から先天性の血管奇形があった小脳は機能低下し、対側の健側の小脳が両側支配をしている可能性を指摘し、小脳-大脳連関の可疎性の存在を示唆し神経リハビリの基礎的に重要な指針となった(3)。 平成13年度に研究機関から民間のリハセンターに転勤となり研究が継続できなくなりました。 参考1)Kitamura J,et al.Cortical potentials preceding voluntaray elbow movement in recovered hemiparesis,Electroenceph Clin Neurophysiol,98:1996:149-156 2)北村純一、他.重度な感覚障害をきたした2症例における運動関連脳電位、第1回日本臨床生理学会、2000年、京都 3)北村純一、他.先天性小脳血管奇形の若年男性における体性感覚誘発電位と運動関連脳電位、第38回日本リハビリテーション医学会学術集会、2001年、横浜
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