• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

オルタナティブな学び舎における〈公共性〉の生成と変容に関する質的研究

研究課題

研究課題/領域番号 12871038
研究種目

萌芽的研究

配分区分補助金
研究分野 教育学
研究機関国立教育政策研究所

研究代表者

永田 佳之  国立教育政策研究所, 研究企画開発部, 主任研究官 (20280513)

研究分担者 菊地 栄治  国立教育政策研究所, 高等教育研究部, 総括研究官 (10211872)
研究期間 (年度) 2000 – 2001
研究課題ステータス 完了 (2001年度)
配分額 *注記
2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
2001年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
2000年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
キーワードオルタナティブ教育 / フリースクール / 自由教育 / 公共性 / 不登校 / フリースペース / フリーススペース
研究概要

平成13年度は以下の研究・調査を行った。
1.文献の収集・翻訳
昨年度の調査対象の中から選定した<学び舎>の第一次資料を中心に収集した。また研究の視座としてもっとも重要な<公共性>の観点から資料整理を行った。その中には、公立のフリースクールや民間の新旧様々なフリースクール(東京都の「ジャパンフレネ」新宿校・熊谷校等)・フリースペース(川崎市の「たまりば」、所沢市の「バクの会」等)が含まれる。
2.参与観察およびインタビュー
関東(埼玉「バクの会」等)や中国地方(島根「ハーモニーカレッジ」等)、沖縄(フリースクール「まなぶくん」等)など、全国各地のフリースクール・フリースペース等を訪れ、参与観察および関係者へのインタビューを実施した。東京近郊の学習施設については定期的な訪問につとめ、その変容を観察した。
3.最近の市民運動の把握
「不登校新聞」や「湘南に新しい公立学校をつくる会」等から情報を収集すると共に、関係者から現状や今後の展開等についてインタビューを行った。こうした市民サイドの動きからも新しい<公共性>を再構築していく「芽」を読み取る作業を繰り返し行い、そのネットワークにも注目しながら、今後の可能性について研究を行った。
4.海外の事例
オランダのモンテッソーリ校やオルタナティブ教育支援組織を訪問する等、海外のオルタナティブ教育の動向やその課題について調査を行い、様々な第一次資料の収集(特に最新の教育法規等)、関係者へのインタビューを行った。

報告書

(2件)
  • 2001 実績報告書
  • 2000 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 菊地栄治, 永田佳之: "オルタナティブな学び舎の社会学-教育の<公共性>を再考する-"教育社会学研究. 第68集. 65-84 (2001)

    • 関連する報告書
      2001 実績報告書
  • [文献書誌] 菊地栄治,永田佳之: "オルタナティブ教育の社会学 -多様性から生まれる<公共性>-"臨床心理学研究. Vol.38 No.2. 40-63 (2000)

    • 関連する報告書
      2000 実績報告書

URL: 

公開日: 2000-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi