• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

幼若ホルモン受容体の探索

研究課題

研究課題/領域番号 12876024
研究種目

萌芽的研究

配分区分補助金
研究分野 生物生産化学・応用有機化学
研究機関東京大学

研究代表者

片岡 宏誌  東京大学, 大学院・新領域創成科学研究科, 教授 (60202008)

研究分担者 東原 和成  東京大学, 大学院・新領域創成科学研究科, 助教授 (00280925)
研究期間 (年度) 2000 – 2001
研究課題ステータス 完了 (2001年度)
配分額 *注記
2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
2001年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2000年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
キーワード昆虫 / ホルモン受容体 / 発現クローニング / JH / カイコ
研究概要

昨年度に続き、膜結合型幼若ホルモン受容体を検索するための発現クローニング法の確立を進めた。その結果、G-タンパク質共役型受容体についてはG-タンパク質やcAMP依存的Cl-チャンネルであるCFTRを共発現させたアフリカツメガエル卵母細胞を用いた電気生理学的手法でのクローニング系の確立に成功した。現在、様々な組織から調整したcDNAライブラリーについて、この発現系を用いて目的クローンの単離を目指しているが、これまでにポジティブなプールを見出すことはできていない。
一方、クローニングのためのmRNAの材料、さらに細胞内情報伝達系など生化学的解析のためにJH受容体が確実に発現している細胞を見出すために昆虫培養細胞の検索を行った。昆虫細胞のいくつかは脱皮ホルモンであるエクジソンに反応して形態変化を起こすことが知られているが、これらの細胞に同時にJHを加えることでエクジソン単独では見られない変化が観察されるかどうかを検討した。現在までにJH添加の有無によって形態が変化する培養細胞は見出されていないが、これらの細胞についてもエクジソンカスケード系遺伝子の発現量の変化など形態以外の遺伝子発現量の変化について検討を行っている。

報告書

(2件)
  • 2001 実績報告書
  • 2000 実績報告書

URL: 

公開日: 2000-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi