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分泌型ムチン自身がマルチマー形成に関わる酵素である可能性について

研究課題

研究課題/領域番号 12877017
研究種目

萌芽的研究

配分区分補助金
研究分野 薬理学一般
研究機関熊本大学

研究代表者

宮田 健  熊本大学, 薬学部, 教授 (90040310)

研究分担者 甲斐 広文  熊本大学, 薬学部, 助教授 (30194658)
研究期間 (年度) 2000
研究課題ステータス 完了 (2000年度)
配分額 *注記
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
2000年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
キーワードムチン / MUC2 / MUC5 / 上皮細胞
研究概要

分泌型ムチンを認識するモノクローナル抗体を2種類作成し、病態時に増加するムチンを検出することができた。ただし、この抗体は糖鎖を認識しているためムチン認識に不均一性があり、本研究目的に用いるにはさらに改良が必要であることがわかった。また、MUC2およびMUC5のcDNAを用いて、精製蛋白を得る試みを、酵母、大腸菌、昆虫細胞の系などを用いながら種々検討したが、最終的には失敗に終わった。今後は、cDNAのコンストラクトを改良して試みる予定である。本研究の内容については、最近、スウェーデンのグループが同様なアイデアで進めていることがわかった。未発表であるが、我々の仮説通り、分泌型ムチンにはポリメライズする酵素活性があるという。本知見は、今後、粘液過剰産生の病態に対する新しい治療薬の開発に大きく貢献することは間違いないであろう。我々は、この情報を日本の製薬会社にオープンし、国際的に有用な新薬の開発の手助けを行っていく。

報告書

(1件)
  • 2000 実績報告書

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公開日: 2000-04-01   更新日: 2016-04-21  

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