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抗原受容体シグナルの空間的制御分子機構

研究課題

研究課題/領域番号 12877023
研究種目

萌芽的研究

配分区分補助金
研究分野 医化学一般
研究機関関西医科大学

研究代表者

黒崎 知博  関西医科大学, 医学部, 教授 (50178125)

研究期間 (年度) 2000
研究課題ステータス 完了 (2000年度)
配分額 *注記
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
2000年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
キーワードBCR / Igα / BLNK / GEM分画
研究概要

B細胞活性化に必須のアダプター分子BLNKの活性化機構を分子遺伝学的・生化学的・細胞生物学的に詳細に検討することにより、B細胞レセプター(BCR)刺激により、シグナル分子がいかに空間的・時間的に制御されているのかメカニズムを明らかにした。
BLNKはリン酸化されることが、より下流のシグナル、特にPLC-γ/カルシウムシグナルの活性化に必須であるが、リン酸化される以前に細胞膜の特殊な領域(GEM分画)にリクルートされることが必須であることを生化学的実験、GFP-タグをしたBLNKを形態学的に追跡する実験により明らかにした。又、この実験系を用いてBLNKのSH2ドメインがGEM分画移行に必須な領域であること更にBLNKにSH2ドメインがリン酸化されたIgαをターゲットにしていることを明らかにした。即ち、BCR→Igαリン酸化→BLNKのリクルートメントにより、初めてBCRシグナルがオンになる。

報告書

(1件)
  • 2000 実績報告書
  • 研究成果

    (4件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (4件)

  • [文献書誌] Ishiai,M. et al.: "Involvement of LAT, Gads, and Grb2 in compartmentation of SLP-76 to the plasma membrane."J.Exp.Med.. 192. 847-856 (2000)

    • 関連する報告書
      2000 実績報告書
  • [文献書誌] Kurosaki,T.and Tsukada,S.: "BLNK : Connecting Syk and Btk to calcium signals."Immunity. 12. 1-5 (2000)

    • 関連する報告書
      2000 実績報告書
  • [文献書誌] Kurosaki,T. et al.: "Regulation of phospholipase C-γ2 pathway in B cells."Immunol.Rev.. 176. 19-29 (2000)

    • 関連する報告書
      2000 実績報告書
  • [文献書誌] Kurosaki,T.: "Functional dissection of BCR signaling pathways."Curr.Opin.Immunol.. 12. 276-281 (2000)

    • 関連する報告書
      2000 実績報告書

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公開日: 2000-04-01   更新日: 2016-04-21  

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