研究課題/領域番号 |
12877064
|
研究種目 |
萌芽的研究
|
配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
公衆衛生学・健康科学
|
研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
藤田 博美 北海道大学, 大学院・医学研究科, 教授 (60142931)
|
研究分担者 |
今井 博久 宮崎医科大学, 医学部, 講師 (20316631)
藤堂 省 北海道大学, 大学院・医学研究科, 教授 (60136463)
櫻井 恒太郎 北海道大学, 大学院・医学研究科, 教授 (80127084)
|
研究期間 (年度) |
2000 – 2001
|
研究課題ステータス |
完了 (2001年度)
|
配分額 *注記 |
2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
2001年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
2000年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
|
キーワード | 肝臓移植 / 生体肝臓移植 / 脳死肝臓移植 / QOL / 測定道具 / 効用値 / VAS / 費用効果分析 / 医療技術評価 / 最先端医療 / 医療費 / 費用効用分析 / QALY |
研究概要 |
北海道大学医学部附属病院において生体部分肝臓移植を受けた患者と脳死肝臓移植を受けた患者を対象にした。書面よるインフォームド・コンセントをした。患者QOLの測定にはHealth Utility Index(HUI)とそのVAS、およびEuroQol-5DとそのVASを用いた。病状が悪く測定自体が困難な場合があったため、現在まで術前の測定できた患者数は6名で、術後3ヶ月目は7名、6ヵ月目は7名、1年目は3名であった。HUIでは、術前0.647_0.234、3ヶ月目0.794_0.235、6ヶ月目0.920_0.069、1年目0.858_0.126、VASでは術前0.382_0.239、3ヶ月目0.794_0.161、6ヶ月目0.851_0.096、1年目0.833_0.087であった。EuroQol-5Dでは術前0.701_0.121、3ヶ月目0.799_0.193、6ヶ月目0.911_0.154、1年目0.887_0.195、VASでは術前0.543_0.233、3ヶ月目0.869_0.232、6ヶ月目0.686_0.106、1年目0.780_0.098であった。HUIとEuroQol-5Dにおいて共にVASの方が低い値となった。また、どの道具も1年目に低くなっていた。HUIとEuroQol-5Dを比較すると、後者が若干高めに値が出ていた。研究発表は、1999年と2000年北海道臓器移植フォーラムで発表(札幌)、2001年Pan pacific ISOQOL meeting(東京)、2001年Intemational Socjety for Quality of life Annual Meeting(アムステルダム)で発表した。
|