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悪性神経膠腫におけるウイルスゲノムの検出とその意義

研究課題

研究課題/領域番号 12877214
研究種目

萌芽的研究

配分区分補助金
研究分野 脳神経外科学
研究機関佐賀医科大学

研究代表者

田渕 和雄  佐賀医科大学, 医学部, 教授 (50116480)

研究分担者 鈴山 堅志  佐賀医科大学, 医学部, 助手 (20325624)
白石 哲也  佐賀医科大学, 医学部, 講師 (70206275)
古田 誠  佐賀医科大学, 医学部, 助手 (20325608)
萩原 直司  佐賀医科大学, 医学部, 助手 (90281203)
研究期間 (年度) 2000 – 2001
研究課題ステータス 完了 (2001年度)
配分額 *注記
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
2001年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
2000年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
キーワード膠芽腫 / SV40 / brain tumor / JCV / EBV
研究概要

DNAウイルスは増殖抑制蛋白質を制御して、正常細胞を腫瘍化することができる。最近上衣腫、脈絡叢乳頭腫などの60%にSV40のDNAが検出されることが報告されている。本研究では脳腫瘍細胞におけるSV40 DNAの発現を検出した。
PCR法では膠芽腫32例中の3例でSV40 DNAが検出されたが、4例の上衣腫および5例の髄芽腫では検出されなかった。検出された3例でDNA塩基配列を決定したところ、SV40のregulatory regionであることが判明した。この3例は高齢でp53が野生型であることからde novo glioblastomaと考えられた。免疫組織化学ではSV40 T抗原は陽性染色されなかったが、in situ hybridizationでSV40 T抗原のmRNAは認められた。これらの結果より、高齢者においてはSV40の不顕性感染が一部の膠芽腫の腫瘍化に関与している可能性が考えられた。

報告書

(2件)
  • 2001 実績報告書
  • 2000 実績報告書

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公開日: 2000-04-01   更新日: 2016-04-21  

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