研究課題/領域番号 |
12877249
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研究種目 |
萌芽的研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
泌尿器科学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
大山 力 東北大学, 大学院・医学系研究科, 助手 (80282135)
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研究期間 (年度) |
2000 – 2001
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研究課題ステータス |
完了 (2001年度)
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配分額 *注記 |
1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
2001年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
2000年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
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キーワード | セミノーマ / 血清マーカー / ファージディスプレイ / マーカー / ファージディス・プレイ |
研究概要 |
我々は下記の検討を行った。 i)phage display random peptide libraryの作製 アミノ酸6個及び7個からなるphage display random peptide libraryを作製した。 ii)セミノーマの培養細胞樹立。 セミノーマ培養細胞株は既に樹立されているTcam-2およひJKT-1を譲り受けた。 iii)セミノーマに対する精巣摘出時、精巣動脈へのカニュレーションの可能性の検討。 セミノーマに対する高位精巣摘出術施行後、精巣動脈へのカニュレーションを試みた。精巣摘出後直ちに摘出標本をon iceとし、23G静脈内留置針の外筒を精巣動脈から挿入し留置を試みた。最初の2例は留置不可能であったが、3例目からは留置可能となった。その後、残存血液を生理食塩水て洗い流しrandom peptide libraryの注入が可能なことを確認した。 iv)精巣腫瘍摘出直後にphage display random peptide libraryを精巣動脈から注入し、腫瘍組織に結合したphageを回収した。 v)回収したlibraryから12個のクローンを選択したが、最終的にセミノーマ細胞と特異的に結合するクローンは得られなかった。
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