研究課題/領域番号 |
12877276
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研究種目 |
萌芽的研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
眼科学
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研究機関 | 信州大学 |
研究代表者 |
風間 淳 信州大学, 医学部・附属病院, 助手 (80273093)
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研究分担者 |
春日 勇三 信州大学, 医学部, 助手 (10313850)
渋木 宏人 信州大学, 医学部, 助手 (70313864)
菊池 孝信 信州大学, 機器分析センター, 助教授 (50177797)
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研究期間 (年度) |
2000 – 2001
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研究課題ステータス |
完了 (2001年度)
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配分額 *注記 |
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
2001年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
2000年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
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キーワード | 網膜光障害 / アポトーシス / Caspase-1 / ノックアウトマウス / TUNEL染色 / caspase / TUNEL法 / 免疫組織化学 |
研究概要 |
本年度は、マウス網膜光障害モデルにおけるアポトーシス関連因子caspase-1の関与(前年度)を確認するため、caspase-1ノックアウトマウスを用いて研究を行った。 1.caspase-1ノックアウトマウスとその野生型マウス(C57BL/6)に対して、白色蛍光灯を20000ルクス、2時間照射した。 2.光照射後12、24、48、168時間後のそれぞれで網膜電図(ERG)検査を行い、電気生理学的に両者を比較した。a波、b波とも、光照射後48時間でcaspase-1ノックアウトマウスは野生型より有意に高値を示した。 3.光照射後12,24,48時間のそれぞれでマウス眼球摘出・固定し、その網膜のパラフィン切片、凍結切片を作成した。 4.作成した標本において、TUNEL法(Gavrieli et al.J.C.B.1992)による染色を加え、アポトーシスを起こしている細胞を検出した。各時間経過において、caspase-1ノックアウトマウスではTUNEL陽性細胞数は野生型と比較して有意に減少していた。 ノックアウトマウスを用いた研究からもマウス網膜光障害による網膜視細胞のアポトーシスにcaspase-1が大きく関与していることが示唆された。
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